■[ラノベ]今回はえっち控え目?「ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・ふぉー」
ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・ふぉー (富士見ミステリー文庫 16-19)
著者/訳者:新井 輝
出版社:富士見書房( 2008-01-15 )
定価:¥ 588
文庫
ISBN-10 : 4829164069
ISBN-13 : 9784829164068
短編集も4冊目と結構長丁場になってきた富士ミスの人気作。
えっちなライトノベルということでも有名ですねっ!
でも今回は短編集なのでえっちなことはほとんどナッシングです。
あ、ごめん、冒頭の健一くんの絶倫っぷりはそんなことなかったです。
やっぱ健一くん凄いよ…
綾さんに催眠術を掛けられて人間全てが千夜子ちゃんに見えてしまう「僕と綾さんと千人の千夜子ちゃん」
アイドル志望の咲良がお嬢様な狭霧ちゃんとお近づきになる「私とお嬢様とメガネなお仕事」
蛍子が旦那(予定)の圭一郎と遊園地に行く「私とお嬢様とメガネなお仕事」
13階の面子から取り残される二人、鈴璃とエリがプールサイドで出会う「私とエリさんと嫌でも目立つ自分」
刻也くんが入院した母親をお見舞いに行く「私と有馬君と病院での出会い」
の5編が収録。
この中では個人的に「僕と綾さんと千人の千夜子ちゃん」が良かったなぁ。
僕は恋愛に向いてないと散々言ってた健一が何だかんだで千夜子ちゃんを好いてることが判ったし、
ビジュアルを想像するとそれだけでコメディになってて中々に笑えました。
しかしこれ、万が一アニメになったら作画は楽かも知れないけど声優さん大変だなぁ…
と詮無きことを考えてしまいました。(笑
しかし登場キャラがそれぞれ複雑に顔見知りになったりする中、
鈴璃は相変わらず何も知らない、仲間はずれのポジションだなぁ。
いやまぁ、ある意味あとがき合わせて美味しいキャラだけど。
あとがきと言えば今回のは凄く面白かったです。
新井輝先生は昔から力入れてる人でしたけど、更に磨きが掛かってきたなぁ…(笑
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