■[漫画]素直になれないツンデレ幼馴染みのお引越し「わくらばん」2巻
わくらばん (2) (電撃コミックスEX)
著者/訳者:桂明日香
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-10-26 )
コミック ( 130 ページ )
作者twitter:桂明日香 (asuka_katsura)さんはTwitterを使っています
週刊アスキー連載のアパート住人モノなハートフルラブコメ「わくらばん」2巻!
4ページ連載とはいえ週刊連載なのと大判コミックでページ数少なめで発売できること、
そして増刊でも連載することで半年に一冊という読者にとって嬉しい刊行ペースを実現してくれてます。
この2巻で『コーポわくらば』にまた一人ラブコメ要員が追加されました。
その名は柿ヶ原橙子ちゃんです!
なんと真白の幼馴染みです!
幼馴染み属性を持ちながら素直になれない性格と、
持ち前のネガティブ思考が災いして真白から恋愛感情を向けられない不遇な橙子ちゃん。
せっかく同じアパートに住む口実が出来て引っ越したのに、
そこには料理好きな青天目さんが居るもんだから、
手料理をごちそうするのも難しいもどかしさ!
その青天目さんも真白のことに気があるもんだから、
二人のラブコメ模様は見ていてニヤニヤしまくりでたまりません。
時期的にもクリスマスにバレンタインというイベントもありましたしね!
橙子は幼馴染みの気安さ(でも橙子は内心ドキドキ)で映画デートをしたり、
青天目さんとは制服デート(アパートへの帰りに買い物するだけ)したり、
二人の恋愛イベントは非常に微笑ましいモノがありましたが、
そこがまた初々しくて素晴らしかったです!
ちなみにアスキー増刊では前作「ハニカム」とのコラボネタをやっているんですが、
相変わらず御手洗くんは天然ジゴロの鈍感っぷりを発揮しているんですなぁ…
いや、真白も大概アレだけど、まさか二人が従兄弟同士だったとは…
でも何か凄く納得…(笑
ちなみにこのコラボネタですが、やはり今回一番眼福だたのはおっぱい相撲でしたね!
巨乳同士がおっぱいを押し付けあうというビジュアルだけでも最高なのに、
そこに擬音がこれでもかというほど追加され、
更には「ボタンが取れちゃう」とか「私もブラずれてます!!」とか言われたらもうね!?
多少ぶっ飛んだネタであろうとも、こういうのは大歓迎ですので、
桂明日香先生に於かれましては次巻でもよろしくお願いしたく思います!
「今月注目の新作」を見て、更に月末も末となってもしやフランさん、フラッパー新鋭の新連載がコミックになったのですが購入されてませんか!? その名も「くまみこ(吉元ますめ著)」と云うんですが……! どこの店舗も入荷が少ないので厳しいとは思いますが、お気に召したらどんとお奨め致しますので是非!
くまみこは東北の日本海側にある県に住まう巫女の雨宿まちと、まちが祀る神社の日本語を介し話す事が出来るクマのクマ井ナツ(♂)のお話なのですが、事ある毎に自らが住まう村を「コレだから田舎は!」「コレだから日本海側は!」とディスりまくるのが素敵なお話です。とかいって都会に憧れるまちが最もいなかっぺいなのは作中で余すことなく語られるんですけどね! 寧ろその世間知らず振りを弄るのが本作です。例えば、
Q.えきのじどうかいさつ、何(なに)を使(つか)うととおれる?
1.Suica(すいか) 2.りんご 3.バナナ(ばなな)
という問いに「最近の乗車賃は物々交換なの?」と真剣に悩むまち。ユニクロでヒートテックを購入してこようという課題に、ヒートテックを暖房家電と勘違いし(しかもそこから暖房器具を売っているユニクロは服屋ではなくホームセンターだと勘違いした)「暖房器具を自転車で運ぶと爆発しない?」と疑問に思うまち。メカ音痴ながら最近、漸く音楽をCDからMDに録音できるようになったと自慢したら「ソニーはもうMDの事業を終了させたからね?」とクマのナツからツッコミを受けるまち。
一事が万事までその世間知らず振りと田舎コンプレックスを眺める素晴らしい作品です。お目に掛けましたら是非是非。
フラッパーは他にも「スイようび(汐村友著)」などどんどん良作が集まってきてます。フラッパー始まりましたね!
コメント by Mya — 2013/10/30 水曜日 @ 2:59:53
桂明日香 わくらばん第2巻
週刊アスキーで連載中されている、桂明日香先生の漫画「わくらばん」の単行本第2巻が先日出ましたけど、諸般の事情により今日ようやく感想を書けました。
トラックバック by たかいわ勇樹の徒然なる日記 — 2013/11/3 日曜日 @ 0:06:49