■[ラノベ]人が容赦なく死にます…「とある魔術の禁書目録 15巻」
とある魔術の禁書目録 15 (15) (電撃文庫 か 12-16)
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:メディアワークス( 2008-01-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4840241457
ISBN-13 : 9784840241458
今回はフラグ立て男こと、主人公の上条当麻さんは出てきません。
更に表紙が白と黒で、更に危険極まりない”一方通行”ということからも判るように、
”殺伐”というかむしろ”殺戮”で、人が虫けらのように死んでいきます。
学園都市の闇を抑える手駒が不在になった時、闇の集団が蠢き惨劇の幕があがります。
”一方通行”や土御門が所属する”グループ”の他に学園都市の闇を担当する集団、
”アイテム”、”メンバー”、”スクール”、”ブロック”
レベル5すら擁する集団が学園都市の支配者アレイスターに反旗を翻す為、または抑える為に衝突し、
次々と命を散らしていきます。
学園都市のレベル5は第1位の”一方通行”と第3位の”超電磁砲”しか知られてなかったのですが、
”超電磁砲”御坂美琴の健全さが奇跡に思えるくらいに今回登場する第2位と第4位は壊れています。
しかし新キャラを惜しげもなく10人以上登場させておきながら最後には…
学園都市の名の通り、10代の人間が多いのに容赦がありません。
今回主人公的ポジションだった”一方通行”とそれに浜面仕上ですけど、
二人とも上条の熱い拳の洗礼を受けているんですよね。
今回出番がなかった上条だけど、間接的には主人公の役割を果たしているんだなぁ。
しかし今回が作品のターニングポイントになるのかも知れませんね。
14巻のラストも思わせぶりだったし、これからの展開が更に興味深くなってきました。
うーん、どうなるんだろう…?
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