■[ラノベ]阿良々木暦の出来るまで「終物語 (上)」
終物語 (上) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新 VOFAN
出版社:講談社( 2013-10-22 )
単行本(ソフトカバー) ( 396 ページ )
忍野扇ちゃんの不思議で不可解で不条理な終わらせ方が半端ない。
恐らくラスボスであり、物語の死神であり、羽川翼の敵。
本当に忍野メメの姪であるのかどうかも疑問視せざるを得ない、
そんな忍野扇ちゃんによって阿良々木暦の過去が暴かれるのがこの「終物語 (上)」です。
扇ちゃんというキャラクターには色々と言いたいことは多々あるんだけど、
まぁ、それは下の方で一気に、一気呵成に語るとして、
まずはこの上巻における阿良々木暦について言いたい。
お前、いくらなんでも忘れ過ぎだろう、と。
確かに子供の頃の事だとは理解できるし、理由も把握しているんだけど、
それにしたって忘れ過ぎだろう、と。
老倉があんだけひねくれるのも仕方ないし、確かに責任もあるだろう、と。
でもそういう察しの悪さと間抜けなトコと、決めるトコは決めるのが阿良々木暦という人なんだよね。
それにしてもやはり全盛期を過ぎたと自他ともに認めていようとも、
羽川翼は羽川翼でありました。
正直、惚れ直しました。
おっぱい触りたくなりました。
やはり、化物語の中で最高に魅力的なヒロインだと再認識させられました。
確かに、老倉というキャラクターは今までのヒロインたちの特徴を内包してましたが、
老倉は老倉であったように、羽川は羽川であり、だからこそ魅力があるんだと思います。
このまま下巻でもきちんと出番がありますように…
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