本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!

:: 2008/1/16 水曜日::

■[ラノベ]あの完結した名作の書き下ろし新作「Dクラッカーズ+」

Dクラッカーズ+プラス―世界-after kingdom- (富士見ファンタジア文庫 (96-30))
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:富士見書房( 2007-12 )
定価:¥ 651
文庫
ISBN-10 : 4829119853
ISBN-13 : 9784829119853
 
絵師:村崎久都

葛根市を舞台にジャンキーたちが繰り広げる饗宴。
完結してから数年が経ちますが、レーベルを富士見ファンタジアにして再刊行。
そしてそれを期に新作が書かれたのが「Dクラッカーズ+」
時系列的に1巻直前の短編3本と、シリーズ終了した数年後の短編2本が収録されています。

いやー、何年経っても面白い作品は面白いですね。
読み終わってかなりの時間が経っているのに当時の興奮がまざまざと思い出されましたよ。
前半ではウィザードとディアブロの知略を尽くした悪魔戦と、
何よりウィザードの規格外の戦い方が正に”ジャンキー”そのもので、
この作品の何たるかを明確に思い出させてくれました。

そして後半は本編終了から4年後、「アロマ」と呼ばれる新たなドラッグが流行りだした時代が舞台。
表紙にあるように一気に背が伸びた景のように成長した面子も居るんだけど、
根っこの所はやはり変わらず、ジャンキーはジャンキーのまま。
新キャラも出たりしてましたが、同窓会に近い感情を抱きました。

Dクラは本当に面白いんですが、間違いなくアニメ化が不可能ですからね。
物語のコアがドラッグにジャンキーという放送禁止用語が出まくりっすからねー
ただ、その面白さは破格のものなので、BBBが好きな人なら是非読んで欲しいですよ。
富士見ファンタジア文庫で新創刊されたこの機に揃えてみるのはどうでしょうか?
ちなみに私は富士見ミステリー文庫のを持ってるのに全部揃えました。
後悔はしていない。(笑

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