■[漫画]ファン待望の単行本発売「そして僕らは家族になる」1巻
そして僕らは家族になる (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:荒木 風羽
出版社:芳文社( 2008-11-27 )
定価:¥ 860
コミック
ISBN-10 : 4832277588
ISBN-13 : 9784832277588
作者サイト:なみなみ爆弾(多分)
気儘なフリーターの幸助が朝起きたら隣には少女が二人…?
そんなギャルゲ的な第1話から始まる疑似家族がテーマの4コマ作品。
変な父親のせいで大人しそうな高校生の彩子としっかり者の小学生鈴音という、
二人の女の子の同居人が唐突に出来たんだけどギャルゲ的な展開はほとんど無く、
疑似家族としての触れ合いとハートフル&ドタバタコメディがメインとなっていて、
3人の友人関係もありどこか優しい雰囲気漂う面白さになっています。
初めは見知らぬ他人から始まり、多少はトラブルがあったものの
同居人としてすぐに順応しはじめ、幸助も本人は同居人と言ってるけど、
その接し方は少しずつ、そして確実に「家族」になっていっており、
この漫画のタイトルを体現するストーリーになっています。
幸助のバイト仲間や彩子の部活の友人もストーリーに絡んできて、
幸助への思いが空回って逆効果で落ち込むという困った性格の咲苗さんや、
かつて彩子に大切なことを教えて貰い、友情に篤い麗ちゃんと、
人と人との関わりが増えてきて更に面白くなっていきます。
作者の荒木さんは商業ではフラッパーで連載を持たれていたこともあるんですが、
結局単行本になることはなく、芳文社でも「スキっ!キライっ!」の連載も途中で終了と、
ファンとしてはいつになったら単行本が出るんだと非常にヤキモキしてたのですが、
何とか単独で(注)単行本が出て嬉しいと共に安心しました。
これからもじっくりと連載を追いかけていきたいです。
注:共著でならうまなみ三国志があります
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