■[漫画]正しいというだけでは選べない選択だってある!「マップス 愛蔵版」2巻
マップス 愛蔵版 2 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2008-12-11 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 479735111X
ISBN-13 : 9784797351118
作者サイト:スタジオ秘密基地
惑星リングロドで知った伝承族が企む銀河全部を使った生贄砲計画。
伝承族の計画、ガタリオンの策謀、幽霊船たちの思い、そしてゲンという伝説。
惑星カミオの受難やライ族最後の戦士といったエピソードを交えながら、
銀河全てを巻き込む事件が巻き起こるのが愛蔵版2巻のあらすじ。
宇宙人やビメイダーに対する先入観がないゲンがいつでも真っ直ぐに、
そして熱い思いで行動するので好感が持てるんですよね。
ある意味バカなんだけど、そのバカっぽさが凄く良いんですよ。
銀河と少女を天秤に掛ければ
「正しいというだけでは選べない選択だってある!」
と言って少女を選んでしまうバカさが最高なんです。
それとここらへんのザザーンとのやり取りが面白いんですよ。
今月のネクストシートの展開と凄くリンクしてて、
銀河と少女だと銀河を取るべきだという正しい選択を迫るザザーンが、
ゲンが不在のネクストシートだと銀河を取る行動をしているんですよね。
キャラクターの個性がシリーズ通して一貫していて素晴らしいですよ。
もう何度も読み返した作品なんですけど、
レインが消える時は心の中で何かが崩れていく感じがするし、
ゲンが星見だけでなくガッハたちをも助ける所は心躍るんですよね。
いやはや本当に面白い不朽の名作ですよ。
当然3巻も楽しみです。
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