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:: 2014/5/12 月曜日::

■[ラノベ]冷奴と茗荷「はたらく魔王さま!」10巻

つい先日11巻が出たばかりだけどKindle版10巻は出たのが半月前だから仕方が無い。
電子書籍が普及するには値段よりも新刊の発売時期の方が問題だと思うの。

エンテ・イスラに連れ去られた芦屋と恵美の父、
そして帰ってこない恵美を助けるためにエンテ・イスラに渡った真奥と鈴乃。
アルバートと合流することが出来て情報が集まっていく中で判明した真奥の不調。
そんな中、天使とオルバの策謀に翻弄される恵美の元に悪魔大元帥として復帰した芦屋から手紙が届く。
そこには冷奴と茗荷という、日本の習慣に関する話が書かれており…?

いやー、良かった良かった!
長く続いたエンテ・イスラでの騒動もこれで一件落着ですね!
圧倒的な実力がありながらも魔王への復讐という心の芯がなくなってしまったら、
あっさりと勇者としての心が折れてしまった恵美のメンタルでしたが、
まぁ、確かに恵美は子供の頃から普通の農家の娘として育ってきましたからね。
それはもう致し方ないでしょう。
むしろ、その後に残ったのが東京で暮らしていた思い出というのが見所だったと思います。

鈴乃はあっさりと天使たちの罠に掛かって飛ばされていらん子状態かと思いきや、
敢闘賞をあげたくなる程に裏で支えてくれましたね。
エンテ・イスラで培った人脈と地位が見事に役立っていた感じでした。

そして真奥は冒頭から散々情けない所を見せてくれたし、
激戦直前でも割りと日常を感じさせる描写が多かったけど、
決める所は決めてくれて、流石は魔王さまだなと!
まぁ、一番良い見せ場を持っていったのがミキティだったのには参りましたけど!
というかあそこに挿し絵を持ってくるとか卑怯だ。(笑

世界の謎が小出しになっちゃっててモヤモヤでしたが、
そこは11巻に期待したいとこです。
Kindle版はいつ頃出るんじゃろか…

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