■[漫画]めんどくさくて逃避行「イエスタデイをうたって」10巻
イエスタデイをうたって 10 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:集英社( 2014-05-19 )
コミック ( 222 ページ )
祝! 冬目景初のシリーズ単行本2桁達成!
いや、あんた20年近く漫画家生活やっていながらやっとかよ!
後輩の沙村広明なんか全30巻とかやっちゃってるじゃん!
というか15年かけてやっと10巻かよ!
とかもうツッコミ所は多々あるけれど、
巻末描き下ろしの10巻刊行に喜んでいるハルを見ていると、
まぁ、良いかな、と思ってしまう今日この頃です。
というか、ハルに「あと少しの辛抱だからもう少しつきあってお願いっ」とか、
割りと卑怯だと思います!
くそぅ! つきあってやろうじゃないか!
しかしその張本人であるハルは面倒くさい人間模様にオーバーヒートして、
大好きなおばあちゃんに会いに伊勢の方まで逃げて行ったのであった…
いや、まぁ、バイト先のフォローをタカコちゃんに頼んだりと、
最低限のケアはしてるけど、リクオや雨宮さんには連絡なしとか…
いや、でもまぁ、みもりに宣戦布告とかされて気圧されたのもあるだろうし、
何より自分が榀子に宣戦布告して負けたのを思い出したり、
もう色々とテンパってたのはわかるんですけどね!
引き金をひいたのがみもりだというのは判るんですが。
とはいえ、一番ヒドイのは榀子ですよ!
浪が独り立ち(?)して莉緒と同棲しているのを本人の口から聞かされて泣くとか!
もうね、榀子さん、あんたは何がしたいんだと。
あー、面倒くさい、本当に面倒くさいよ…!
これはリクオも大変だよなぁ…
柚原さんも言ってたけどレンアイに支配されているのは10代くらいなので、
誰もが中途半端に大人になっちゃったんでしょうね。
そんな中でみもりはまだ若いからストレートに行っちゃったせいで人間関係が動いたんだろうけど…
動いた結果が逃亡というのもまた草食動物的すぎる…
私もこの15年で好みが変わってきたのか、
昔は榀子とかバッチコーイだったけど、最近は柚原さんや莉緒のような、
割りとサバサバしている系の女性の方がアリなような気がしてきました。
まぁ、ハルのことはまだ好きですけどね!
しかし…、いつになったら完結するんだこれ…
恋の結末よりもそっちの方が気掛かりだ…(笑
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