■[ラノベ]飛んでミグルド村「無職転生 ～異世界行ったら本気だす～」3巻
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 3 (MFブックス)
著者／訳者：理不尽な孫の手
出版社：KADOKAWA/メディアファクトリー( 2014-05-22 )
連載サイト：無職転生 - 異世界行ったら本気だす –
作者twitter：まのごてそーど (Magote_rihujin)さんはTwitterを使っています
絵師サイト：５丁目
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Kindle版：無職転生 ～異世界行ったら本気だす～ 1
Kindle版：無職転生 ～異世界行ったら本気だす～ 2
Kindle版：無職転生 ～異世界行ったら本気だす～ 3
34歳無職キモデブニートの異世界転生モノの第3巻。
今回は10歳になったと思ったら魔力災害で、
家庭教師をしていたエリスと二人で魔大陸に飛ばされ、
如何にして中央大陸に戻るか、という展開です。
飛ばされた先が師匠のロキシーの故郷の近くというのに運命を感じますが、
そこで出会ったのがロキシーから聞かされていた悪名高きスペルド族というのは、
更に運命を感じますね。
魔神ラプラスに仕えていたスペルド族に襲った悲劇。
ラプラスの裏切りにより汚名を被ったスペルド族の名誉を取り戻すため、
数百年間魔大陸に引きこもっていた無職のルイジェルド。
汚名を被り、他者から迫害されるという、
前世の自分とどこか重なる所を感じるルーデウスが、
割りと脳筋なルイジェルドの代わりに護衛代みたいな感じで、
汚名を濯ごうとするんだけど、これがまた割りと無理ゲーで…
割りとシリアスな場面が多いんだけど、
ルーデウス本人はそれほど緊迫感がないので、
一人称視点の文章が相変わらず面白いのは良いですね。
ロキシーのことを「うちの師匠はドジっ娘で困る」と評するのは、
ルーデウスのロキシーへの想いが感じられて良いです。
まぁ、今のヒロインはエリスであり、
彼女は彼女で可愛いところはあるんですけどね！
ルーデウスに買ってもらった服を大事にしてるトコとか！
ちなみに今回の巻末書き下ろしの短編は、
今後登場するアリエル王女のエピソードです。
この短編が伏線として効いてくるのは第17章あたりなんで、
むしろWEB版読者のためのサービスと言って良いかもしれませんね。
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