■[漫画]魔族よりも恐ろしい人間の狂信「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」11巻
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (11) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:石田 あきら
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-07-25 )
原作者サイト:m2lade JAM
原作者twitter:橙乃ままれ (marmalade_macro)さんはTwitterを使っています
作者サイト:LifeLikeLove
作者twitter:石田あきら (Akira_Ishida)さんはTwitterを使っています
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (1)
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (2)
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (10)
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (11)
やつらはマスケットを携えてやってきた。
11巻となって表紙のデザインも一新され、魔王様がまた表紙に。
作中ではたまに傷跡が描かれてましたが、表紙では綺麗な胸のままで安心しました。
やはりこの世界的至宝であるおっぱいは美しいままが良いよね。
帯で隠れちゃってるのはちょっと残念だけど。
白夜を落とした蒼魔の軍を迎え撃つため、
三国同盟改め南部連合は女騎士を総司令にした精鋭を組織することに。
圧倒的な戦力差を埋める為に戦術を練って臨む女騎士だが、
この戦いには蒼魔を討つべく魔界からの獣牙の軍と、
背後を狙うマスケットを持つ聖王国軍も詰めてきており…
巨大な軍が思惑はそれぞれにぶつかり合うのは悲しいことですが、
その裏で妖精女王と三国のトップが会談を持つことが出来たのは喜ばしいことでもありますね。
きっかけは蒼魔の暴走とはいえ、これで少しずつでも魔族との対話が進めば良いと思いますが、
鉄腕王のような先入観で固まった人が多いだろうから、まだまだ困難は多いと思います。
それでも会談が持てたということ自体が一歩進んだという証左なので、
希望が持てますよね。
しかし、そんな裏では中央の聖王国軍が不気味に前進してきましたけど、
やはり狂信を利用した軍隊というのは気味が悪いですね。
そして勇者と刻印王の人外の戦いにすら干渉出来るとか、
人間の集団の悪意には怖気が走るようです。
凝り固まった正義にほど悪意を感じざるを得ない。
物語は佳境に入ってきたのでこれからの展開から目を離せません。
特にメイド姉はキーパーソンになってくるので今後も注目したいです。
何の武力もないけど、自ら成長する強さを持つ彼女が物語をどう導いていくのか、
見守っていきたいですね。
最近のコメント