■[ラノベ]過去編、そして最終章へ「SHI-NO-シノ- 過去からの招待状」
SHI-NO-シノ- 過去からの招待状 (富士見ミステリー文庫)
著者/訳者:上月 雨音
出版社:富士見書房( 2008-12-20 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4829164131
ISBN-13 : 9784829164136
絵師サイト:DIABOLISM web.
キララ先輩ー!
あぁあ、キララ先輩どうなったんだろう。
いくら何でも最後の展開は心が不安で塗りつぶされますよ。
ホントどうなるんだろう…
僕の真っ直ぐな視線に顔を真っ赤にしたりと可愛い女の子らしい一面を見せてくれたりと、
これからってトコだったのに…
うわー、キララ先輩…
大学生の僕と小学5年生の志乃ちゃんの物語も残すところ僅かで、
二人が夜の公園で再会し、出遭った連続殺人事件が徐々に見えてくる過去編と、
1年後の今、犯人の自殺で終焉を迎えたはずのその事件が再開され、
東京から公安が出張ってきて志乃ちゃんにコンタクト取ろうとする事件編とで構成され、
中々きな臭い展開になっていくのが今回のストーリーです。
いやしかし、今回の話の要はやはりキララ先輩でしょうね。
病弱だった子供の頃から目標としてきた刑事という職業。
古風な家で育ちながら、清濁全てを飲み込んでそれに向かって邁進するキララ先輩。
親に結婚して家に入ることを勧められながらも頑として譲らなかった彼女が、
僕の真っ直ぐな眼差しで赤面したりドキドキするのはそれだけで萌えるものがあります。ですが、それ故にラストの展開はもどかしくてたまりません。
いやはやホント次巻が待ち遠しいですよ。
早く読みたいけど、読むのが怖い状態がしばらく続きそうです。
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