■[ラノベ]シスコン吸血鬼、焦る「ストライク・ザ・ブラッド 11 逃亡の第四真祖」
ストライク・ザ・ブラッド (11) 逃亡の第四真祖 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲岳斗
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-09-10 )
作者サイト:mikumonographica
作者twitter:三雲岳斗(mikumo)さん | Twitter
絵師サイト:fotologue : gallery : manyaxmohu2
絵師twitter:マニャ子(manyak)さん | Twitter
Kindle版:ストライク・ザ・ブラッド 1 聖者の右腕
Kindle版:ストライク・ザ・ブラッド 2 戦王の使者
Kindle版:ストライク・ザ・ブラッド 9 黒の剣巫
Kindle版:ストライク・ザ・ブラッド 10 冥き神王の花嫁
年末年始を利用して里帰りした暁凪沙とその保護者の牙城。
一人だけ絃神島に残された古城は雪菜と半同棲状態な上に、
二年参りでは浅葱も侍らせて両手に華で周りに嫉妬される程なんだけど、
連絡が取れない凪沙のことが気になって仕方が無い状態で…
久しぶりの新刊は、ほぼオールキャストの新章!
ただちょろ坂、もとい煌坂だけは出てこないんですけどね。
とはいえ、古城に頻繁に電話をかける煌坂が連絡が取れないということから、
中々に事態が切迫&混迷の度合いを極めているのが判ります。
獅子王機関が何も説明しなかった理由は判らんでもないですね。
だって古城ってばとんでもなくシスコンなんだもの。
浅葱にとって一番のライバルは雪菜じゃなくて凪沙じゃないのかな、これ。
今回は何かと役に立ってたし、ヒロインとしても良い場面が出てきたけど、
まだ隣りに立つことが出来ない&血を吸われない浅葱さんがちょっと不憫。
吸血と言えば那月ちゃんですが…
うーん、惜しい! どっちの形態だろうと血を吸われるシーンが楽しみだったのに。
というか那月ちゃん強いですね、マジで。
味方だと頼り甲斐があったけど、敵に回るとこれほど厄介だとは…
とはいえ、たとえ古城の前に立ちふさがることになっても優しい所があるのは、
那月ちゃんらしくて愛らしいとは思いました。
それにしても凪沙を利用して一体何をやっているんでしょうね。
獅子王機関の偉い人が出張ってきたし、このまま古城たちが絃神島を出られる未来が見えない。
もしかして浅葱だけが島を出る事態になるんだろうか…
それはそれで浅葱が不憫すぎるんだけど…
早く12巻が出てくれないかしら。
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