■[漫画]勘違いの恋と幼馴染み問題!「異能バトルは日常系のなかで」2巻
異能バトルは日常系のなかで (2) (カドカワコミックスAエース)
著者/訳者:黒瀬 浩介
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-09-25 )
原作者twitter:望公太(@nozomikota)さん | Twitter
作者サイト:おもいで広場
作者twitter:黒瀬浩介(@kuroseP)さん | Twitter
Kindle版:異能バトルは日常系のなかで (1)
Kindle版:異能バトルは日常系のなかで (2)
もうすぐTVアニメが始まる「異能バトルは日常系のなかで」のコミカライズ2巻!
制作会社が元GAINAXスタッフで「キルラキル」で有名なTRIGGERということで、
俄然期待が高まるわけですが、このコミカライズも充分面白いですよ!
この作品は異能に目覚めてしまった文芸部5人の日常コメディです。
世界の命運を争うレベルの異能を持ちながらも、やってることは厨二病学園コメディ。
でも、その厨二病学園コメディが異能バトルに劣るかというとそんなことはなく、
これがまたすっごく面白いんですよね!
まずは1巻で出てきた他人の能力を奪う異能を持つ生徒会長の工藤さんですが、
安藤の手紙を読んで曲解な誤解をして安藤ラブになって大変なことに!
アイタタタタ…
メールアドレスの変更といい、これでもかという程にバカップルネタを爆走し、
厨二病とは違う痛みを与えてくれる才女として有名な工藤さん。
生徒の面前でのイチャコラする姿は素直に可愛いんだけど、
その好意が勘違いから来ていることから痛さが半端ないことに。
その勘違いから来ている恋人騒動に乗っかることはなく、
誠心誠意、真っ正直に、真っ向から謝罪する安藤はカッコイイと思いますよ。
確かにアホの子だし厨二病だけど、根は良い奴だということがよく判ります。
これはみんなに好かれるのも判る。
しかしそんな安藤も意図せずやらかしちゃうのが後半の鳩子とのすれ違い。
幼馴染みで誰よりも一緒の時間を過ごしていてもわからないことはわからない。
厨二病のことが全く理解できない鳩子の許容量を超えてしまってからのアレコレは、
バトルとは違った緊迫感があって読んでてドキドキしましたよ。
最後の鳩子の笑顔にはじんわり来ますね。
流石、原作者の望公太さんは幼馴染みと結婚するだけあるな!
何か含蓄を感じられたよ!
原作の持ち味が出ているのはもちろん、一つの漫画作品として十分以上に面白いのでオススメです。
アニメと一緒にどうぞ。
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