■[漫画]かわいい×かわいい「ハミングガール」
ハミングガール (IDコミックス 百合姫コミックス)
著者/訳者:野中 友
出版社:一迅社( 2014-10-18 )
作者サイト:UnisonBell
作者twitter:野中友(@u_nonaka)さん | Twitter
Kindle版:ハミングガール
創作系同人誌をメインに活動されている野中友さんの、
百合系同人誌をまとめた単行本がこの「ハミングガール」になります。
野中友さんの作品はそれぞれにコンセプトが異なっているので、
収録作は同じ百合作品でも性格が異なっています。
まずは「Lalala Melody」
タイプが違う可愛い女の子二人の姦しい系の百合漫画で、
読んでて普通にニヤニヤ出来る内容です。
2作目は「カラフルワード」
素直になれない小越さんと、地味系美人のの宮上さんのカップリング。
小越さんのツンからデレへの落差にはキュンときましたね!
ラストの宮上さんのにはもっとキュンときたけど!
3作目は「スイッチングノイズ」
女の子同士っていうのは一つ大きなハードルがあるだけじゃなく、
実は感情とか他にもハードルがたくさんある、というのはなるほどと思いました。
そして連作なのが「あのエーデルワイスは私のように」「ウソユキパズル」
更に巻末に描き下ろされている「花咲かキュートガール」
前の2作に関しては同人誌の頃に感想を書いてます。(COMITIA100同人誌感想(健全2)、COMITIA102同人誌感想)
それにしても描き下ろしのニヤニヤ度の高さってば!
告白チキンレースがたまらんです、ハイ。
そしてもう一作「まいにち! ブランニューデイズ」
女の子たちがいっぱい出てくる4コマですね。
キャラクターの濃さに対して短すぎるのが勿体無かったかなー
もうちょっと読んでいたかった、という読後感でした。
野中友さんの同人誌が好きな人だけではなく、
普通に百合作品が好きな人にも手にとって欲しいです。
余談ですが、あとがきにもあったようにこの単行本は野中友さんにとって2冊目です。
1冊目は石黒正数さんにおけるアガペみたいなもんじゃないかな、と思うので、
探すにしても無理しない程度で一つ。
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