■[漫画]影崎由那最新作!「碧海のAiON」1巻
碧海のAiON 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 67-17)
著者/訳者:影崎 由那
出版社:富士見書房( 2009-01-09 )
定価:¥ 609
コミック
ISBN-10 : 4047125873
ISBN-13 : 9784047125872
作者サイト:我楽多市場
不幸萌えの影崎由那さんですから新作のヒロインも不幸だろうとは思ってましたが、
まさかホームレスというかダンボール住まいなヒロインを持ってくるとは…
しかも目的の為に不死とはいえ痛めつけられるのを厭わないという…
これは…、ある意味斬新なヒロインだよなぁ…
両親が不慮の事故で死に、父の死に際の言葉を受け止め器の大きな漢になろうとする津川くん。
ただ遺産目当ての従兄家族が居座るのも黙認するお人好しを絵に描いたような人物なので、
苛められている少女、宮崎星音を当然のように助けに入るも、
彼女は望んで苛められているから邪魔をするなという…
海から這い寄る蟲に寄生された人間を救う為、わざと苛つかせて蟲の動きを活発にする星音と、
事情は分からずとも星音のことを心配する津川くんのやりとりが良いんですよね。
無口で愛想の悪い星音が津川くんの行動でたまに頬を染める時があるんですが、
そこが良いんですよ! 普段とのギャップがたまらない!
何とも変な事情から始まる同居ものストーリーですが、
これからもまだまだ先が読めないので続きが楽しみです。
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