■[漫画]”青き円卓”に集いし十の魔物と七つの軍団「マップス 愛蔵版」3巻
マップス 愛蔵版 3 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-01-08 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 4797352183
ISBN-13 : 9784797352184
作者サイト:スタジオ秘密基地
マップスの愛蔵版も全6巻のうち3巻目と中盤戦に。
しかし中盤戦とは思えない盛り上がりっぷりでかつて何度も読んだにも関わらず大興奮ですよ。
”青き円卓”こと地球に集いし銀河の軍勢相手に伝承族の反乱軍が戦端を開いた所に、
ダードとの戦いを経たリプミラとゲンの二人が駆けつけた所は最高に盛り上がりますよ。
ダードの最後の引き際も天晴れなものであったし、
ダインの想いと行動には切なく、そしてもの悲しくも優しさがありました。
ゲンとリプミラだけでなく、登場人物の一人一人に深いキャラ設定があるのが良いんですよね。
特にダインは今回の影の主役は彼女だったのではないかと思う活躍振りでしたよ。
そして地球に降りたって南極で開催された銀河統一会議。
そこでのゲンの十の魔物の選抜方法がまた秀逸で。
運命に選ばれたのではなく、運命を選んだ者たちが集うというのは何度読んでも心震えます。
良いなぁ、こういった自らの意志で立ち向かう姿ってのは。
少年漫画はこうでなくては。
終盤では新たにリップタイプが登場し、銀河伝承族の本拠地も判明し、
更にそこに奇襲をしかけようという動きが出てきて先の展開を知っていても次巻が楽しみですよ。
豪華ゲストを毎回招いていることからも判るように業界関係者にも根強いファンが居るのも頷ける、
最高に熱い不朽の名作なので是非読んで欲しいです。
最近のコメント