■[漫画]青春時代の夕焼け「謎の彼女X」12巻
謎の彼女X(12)< 完> (アフタヌーンKC)
著者/訳者:植芝 理一
出版社:講談社( 2014-11-21 )
Kindle版:謎の彼女X (1)
Kindle版:謎の彼女X (2)
Kindle版:謎の彼女X (3)
Kindle版:謎の彼女X (9)
Kindle版:謎の彼女X (10)
Kindle版:謎の彼女X (11)
「謎の彼女X」がついに完結…!
読み切り掲載から実に10年という長さだったし、
アニメ化も無事に終わったしで予感はしてましたが…!
まぁ、綺麗に終わったからファンとしては心残りはありません。
また1巻から読み返したら別の心残りが生まれるかもしれませんが。
■第85話 謎の雪
いやー、良いですね。
椿のお姉さんの陽子さんと卜部が一緒にお風呂に入るという、
目まぐるしい急展開に気持ちが追いつかないうちに、
卜部が彼女宣言ですよ!
お互い全裸でのご挨拶とか改めて見ると凄いシチュエーションだなぁ…(笑
それはそうと、卜部の制服をくんかくんかするのは流石に変態ちっくだと思いました。
同性だからギリギリ許されるラインだな…
■第86話 謎のシャッター・チャンスII
悲報? 朗報? 諏訪野さんに彼氏が出来る!
まぁ、判ってはいたことですし。
しかしまさか諏訪野さんの自爆からキスをされることになるとは思いもしませんでした。
というか、あの恋に対して熱量が小さそうな諏訪野さんが、
ここまで感情を乱すようになるとはなぁ。
これが本気の恋というやつなのか…!
■第87話 謎の香水
卜部さんとの仲を公認することになった陽子さん。
応援しようと香水をプレゼントするも、蘇るのは自身の当時の思い出。
いやー、陽子さんって結構積極的だったんですね。
彼氏の方はちゃんと理性があって良かったですよ。
しかしアレですね。
大らかなお姉さんというよりも小姑っぽい一面が見られて、
これはこれで良かったです。(笑
卜部が頭が上がらない人って珍しいかも。
■第88話 謎の「倦怠期」
間接キスくらいじゃドキドキしなくなった男女のアレコレ。
諏訪野さんのデレ期も確かに意外だったけど、
卜部のデレ顔も連載初期からすると意外すぎる…!
丘さんの言う通りキャラ変わってるけど、
キャラを変えてしまうのが青春の恋の恐ろしさというものですね。
しかし「かわいい」と思うよりも椿の「かわいい」所でデレるとか…
これは間違いなく椿は尻にしかれるな…(笑
■第89話 謎のカレーライス
彼女の手作りカレーライス!
これは椿のテンションが上がるのもわかります。
そして卜部が料理に使うのは包丁じゃなくてハサミというのも、
ある意味予想通りでした。
カレーの話なのに甘々な話だったぜ!
■第90話 謎のショッピング
彼氏の思い出を上書きするためにお気に入りのワンピースを切り刻むとか、
卜部ってば結構思い切りが良いというか、覚悟決まってるよね。
そして今回のハイライトは椿が思っている通りに、
水着姿よりも焦って着替える卜部だと思うわけですよ。
うん、これは萌える!
■第91話 謎の夕焼け(前編)
■最終話 謎の夕焼け(後編)
アニメの最終回と同じように椿の亡くなったお母さんの墓前が出てくる最終回。
これは確かに最終回らしい最終回でした。
何だろうなぁ、これで最終回かと思うとちょっと切ないけど、
それ以上に感動して感無量と言いましょうか。
大好きな作品が終わったのは悲しいんだけど、
こんなしっかりとした最終回を迎えられると満足しちゃったというか。
ホント良い最終回でした。
しかし確かに後書きで言うとおり初めは「SEX」という言葉が出たくせに、
全然そこまで行かない作品でしたね。(笑
まぁ、裸はやたら出てきた印象ですが。
■番外編 謎の彼女Xロボ
休載お知らせ漫画がアフタヌーン本誌にあったんだけど、
それがまさかの収録!
まぁ、わりとトンデモない話なので完全に別作品でしたが、
植芝理一さんの趣味が丸出しで、最終回の余韻がちょっと変な感じになったというか。
でも、こういうのも含めて「謎の彼女X」だよね。(笑
何はともあれお疲れ様でした!
面白い作品をどうもありがとうございます!
19年前から読み始めたアフタヌーンでずっと見てきた植芝理一作品の中で、
一番好きな作品でした。
次回作のバカみたいな作品にも期待したいですね!
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