■[漫画]親と娘と「海月と私」3巻
海月と私(3) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2014-12-05 )
作者サイト:マトリョーシカ|yaplog!(ヤプログ!)byGMO
作者twitter:麻生みこと(@asoumikoto)さん | Twitter
Kindle版:海月と私 (1)
Kindle版:海月と私 (2)
Kindle版:海月と私 (3)
海辺の民宿「とびうお荘」
隠れ家的な雰囲気が人気なのか訳ありなお客が多いけれど、
実は一番訳ありなのはこんな辺鄙な民宿には不釣り合いな若くて美人な住み込み仲居の梢さん。
遺産相続についても調べていたりと不審な所もあるけれど、
その海月みたいにとらえどころのない雰囲気から旦那さんも困っていて…
そんな梢さんの不審さに拍車がかかるのがこの3巻です。
興信所やフリーのジャーナリストとかが梢さんに似ている女性を探しに来るんだけど、
梢さんは怯えるどころか好奇心丸出しで聞きに行く始末。
でもそれすらも演技ではないかと疑ってしまうというか。
化粧の技術もそうだけど、女ってみんな生まれながらの女優だからなぁ。
そんな女性同士、ましてや母娘が常に分かり合えるわけもなく、
国際結婚した娘とその母の仲直り旅行先に選ばれたとびうお荘は、
台風共々嵐に見舞われる訳ですが、前巻の旦那さんの娘とその彼氏よりマシかなぁ。
むしろ梢さんとの仲が心配で。
母と娘も大変だけど、父と娘も大変なのがよく判るのが地元の名士な竹本父とその娘のエピソード。
この時の梢さんの言葉…
りなちゃんの友達付き合いについてだったり、
あの竹本父への行動だったりとこの時の梢さんはちょっとらしくなかったけれど、
現在発売中のグフタ本誌の最新話を読んで納得しました。
そういうことだったのかと。
それと浮気旅行の不倫カップルの浮気バレの流れ。
奥さんの流れるような追い込み方は確かに凄かったですね。
あれが勉強になるとか、梢さんはどうするつもりなのか。
ちょっと心配でちょっと楽しみです。
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