■[漫画]人間と神様の友情と恋心「いなり、こんこん、恋いろは。」9巻
いなり、こんこん、恋いろは。 (9) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:よしだ もろへ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-12-26 )
作者サイト:公式サイト
作者twitter:よしだもろへ (yoshidamorohe)さんはTwitterを使っています
Kindle版:いなり、こんこん、恋いろは。 (1)
Kindle版:いなり、こんこん、恋いろは。 (2)
Kindle版:いなり、こんこん、恋いろは。 (8)
Kindle版:いなり、こんこん、恋いろは。 (9)
クライマックス直前!
いなりと丹波橋くん、うか様と燈日がそれぞれ想いを伝え合い、
両想い同士で恋仲になることが出来たんだけど、
それで物語が綺麗に終わることはなく…
恋人になってからが物語は佳境を迎えるのです…!
いなりと丹波橋くんの二人は中学生らしい初々しいカップルだなぁ。
からかわれるのが恥ずかしい丹波橋くんが微妙にいなりを避けるようになるとか、
定番中の定番の初々しさですよ!
そこで寂しく思ってもちゃんと耐えてお互いの気持ちを伝え合って、
一歩前進していく二人の姿を見ていたら、
初々しくあっても長い間続いていく二人だと思わされます。
特に丹波橋くんの家庭の事情で問題が出てきても、
それを気付いていても根掘り葉掘り聞かず、言ってくれるまでじっと我慢し、
丹波橋くんの想いを汲み取ろうとするいなりを見てると、
この二人はきちんと支え合うことが出来るから大丈夫だ、と思わせてくれます。
しかし問題はいなりが持つ神通力。
人間である燈日に恋してしまったがために、
人間になりたいと思ううか様が神通力をいなりの方に流してしまい、
どんどん人間でなくなっていくいなりが切ない。
うか様と燈日の恋と、丹波橋くんの家庭の問題の負担が全部いなりに行ってるから…
そして何より、友達だったはずのいなりとうか様がすれ違い、
二人の友情に亀裂が入ってしまったがの切ないんだよなぁ。
そういった情緒溢れるストーリー展開が素晴らしいのとは別に、
恋に溺れるうか様の可愛さは格別でした。
もうね、本当にうか様が可愛い。
そんなうか様を泣いたままになんてして欲しくないので、
燈日には是非とも男を見せて欲しいですね!
次回で最終巻ということで、どういった結末になるのか気になって仕方がないです。
楽しみ!
最近のコメント