■[ラノベ]神々のラブコメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」8巻
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)
著者/訳者:大森 藤ノ
絵師サイト:suzuhito.com
絵師twitter:ヤスダスズヒト(@suzupin)さん | Twitter
Kindle版:1巻
Kindle版:2巻
Kindle版:3巻
Kindle版:4巻
Kindle版:5巻
Kindle版:6巻
Kindle版:7巻
Kindle版:8巻
ダンまち8巻は前巻の予告通り小休止的な日常編でしたが、
これはむしろラブコメ編と称しても過言でないのでは…!?
そんな風な、表紙に登場するキャラたちにスポットを当てた短編集的な色合いも見せた、
500ページを超える大ボリュームなものになっております。
ついに軍神アレスが治めるラキア王国が動く…!
進軍してきたラキア王国軍に対してオラリオがとった行動は…
一部ギルドで迎撃する以外は日常を謳歌するだけであった。
そんな日常編です。
命がタケミカヅチに対して惚の字といのは判りきっていたことですが、
タケミカヅチの天然ジゴロっぷりはベルくんを超えていて予想外でした。(笑
そりゃー、神会で他の男神たちにフルボッコにされるわけだわー
これは中々に手強いぞ-、命ちゃん…
そして同じく神に懸想するヴェルフですが、
まさかここまでヴェルフがヘファイストスに入れ込んでいたというのも驚きましたが、
それ以上にヘファイストスがあんなにデレを見せてくれるとは驚きましたね!
今回はラキアに色々と迷惑をかけられたヴェルフですが、
それと充分釣り合いが取れるくらいに良いラブコメできたんじゃないでしょうか。
しかし、鍛冶だけでなくラブコメでまで燃え上がるとか、
ヴェルフ… 本当に情熱の人だなぁ…
そして人々のラブコメだけど、これもまた凄く良かった…!
ベルがスキルに昇華するほどに想う人を知って心が揺れるリリが可愛かった!
また、フィンの言葉によって自分の気持ちに向き合って初心を取り戻す場面も良かった!
そしれそれ以上にベルが自分の為に格上の相手に勝負を挑むとか、
乙女冥利に尽きる展開に真っ赤になっちゃうリリが最高でしたね!
でも個人的にそんなリリを超えたのがエイナさんでした!
誰にでも優しいからこそ、勘違いされて惚れられるとか、
現代日本でもよくあるパターンだけに物語に没入するといいましょうか!
それに何より、ベルくんに対して異性としての感情はないと思考しながら、
「自分の好みはあくまで、そう、ベルみたいな男性なのだ。」
という以前と同じ結論に達する所とかニヤニヤが止まらないですね!
窮地に陥ったらベルくんが駆けつけてくれるとかマジでお姫様みたいな立ち位置だし、
何よりストーカー×2に対してのベルくんと付き合ってます宣言とか、
もうね! もう…! もう…!!! 最高で最高で…!
また、シルさんの秘密に迫ったと思ったらまた増えた謎だとか、
神々と人との恋愛についてのエピソードとか考えさせられる面白さとか、
日常編だからこそ、いつものダンジョンと冒険とは違った魅力に満ちあふれていました。
あとがきで作者の大森さんはラブコメの奥深さに打ちのめされていたようですが、
根っからのラブコメ好きとしては「最高に面白かったです!」と言いたいですね!
滅茶苦茶ラブコメしてましたよ!
また新たなトラブルの元が生まれたみたいですし、
次回からはまたダンジョンと冒険の日々になりそうですが、
またラブコメな一面を見せてくれると嬉しいですね。
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