■[ラノベ]気高き友情「とある飛空士への誓約」8巻
とある飛空士への誓約 8 (ガガガ文庫)
著者/訳者:犬村 小六
出版社:小学館( 2015-06-18 )
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絵師サイト:ALL GREEN
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Kindle版:とある飛空士への誓約 1
Kindle版:とある飛空士への誓約 2
Kindle版:とある飛空士への誓約 7
Kindle版:とある飛空士への誓約 8
とある飛空士シリーズ、クライマックス直前!
二千年の悲願「天地領有」に乗り出したウラノスにより大陸から追い落とされたセントヴォルト帝国。
シルヴァニアと第二次イスラ艦隊が合流し、協力してウラノスに当たるように、
セントヴォルト帝国と慧剣皇王国も休戦し、一致団結する必要があるのだけれど、
頑迷な上層部のせいで無辜の民の血が流されるままであった…
しかし、それをよしとしない紫かぐらは無血革命を計画し…
面白い! だがそれ故に完結巻である次巻が狂おしいほどに待ち遠しい!
ウラノスでは教皇とゼノンが暗躍し、デミストリというバカ王子が好き放題して、
ニナやミオが翻弄されるのには忸怩たる思いが募ってばかりで…
ニナとミオの二人がお互いに言い合った通り、
二人とも幸せになっていいし、幸せになるべきだと思うんですよ。
それじゃないと理不尽にすぎるじゃないですか。
そしてこの7巻で一番不憫だったのがかぐらさんだったなぁ…
誰よりも平和を望み、誰よりも「エリアドールの七人」を大事にしてきたかぐらが、
それ故に誰よりも泥をかぶってしまった結末がたまらなく辛い…
かぐら、バルタ、セシルの3人がウラノスとの決戦に向けて下地を整え、
ミオが自らの天命を悟り最大級の情報を清顕たちに伝え、
あとは清顕とイリアとライナの3人が活躍するだけなんだけど…
何とかハッピーエンドに向かって欲しいです。
それと本格的に恋歌からカルエルが合流したわけなんですが…
色々とあったから変わったかと思ってたんだけど…
根っこのところは変わってないなぁ、カルエル…(笑
それに追憶からあの人と、夜想曲からあの人の忘れ形見が合流したことで、
これで本当にとある飛空士シリーズの集大成になってきましたね。
今までのシリーズはことごとく幼馴染みは結ばれないor死別という結末だったので、
このラストでこそ、それを覆して欲しいと思います。
どうかミオに幸せがあらんことを…
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