■[漫画]炎龍編クライマックス!「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」7巻
ゲート 7―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2015-06-23 )
連載サイト:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり | アルファポリス – 電網浮遊都市 –
作者サイト:ギャラリーさを
ついにTVアニメが放映開始!
ただし我が家は来週までお預けな模様…
そのTVアニメでも恐らくは炎龍編まではやると思いますが、
この7巻はその炎龍編の正にクライマックスが描かれています。
その内容はとても熱く、そしてグロテスクです…!
炎龍を倒すため、巣にC4爆薬を仕込んで木っ端微塵にする作戦を立てた伊丹。
伊丹たちが8人のダークエルフの増援と共に行軍する頃、
自衛隊もデュラン国王を水先案内人として炎龍討伐のために動いており、
全ての決着は炎龍の巣があるテュペ山でつけられることに…!
それにしても訓練の重要さがよくわかる炎龍との戦いでした…
炎龍と遭遇してパニックに陥り、LAMをプローブを伸ばさないまま撃ってしまったり、
後方の安全を確認しないまま撃ってしまい味方を殺してしまったり、
安全装置が作動したままで撃とうとして戸惑ってしまったり…
竿尾悟さんが臨場感たっぷりに描いてくれるから凄く興奮したしスリリングでした。
そのせいでちょっとグロい描写が続いたので耐性のない人にはちょっと辛いかもですね…
そしてそんな中、伊丹は自衛官としてしっかり動いてましたね。
剣や魔法で勇猛果敢に立ち向かう勇者なんかじゃない。
ただ愚直に自衛隊の訓練で培ってきた矜持に従い動こうとするあたり、
いくらグータラだとはいえやっぱり伊丹も自衛官なんだなぁ、と思いました。
それと今回はレレイがキレッキレでしたね。(笑
レレイが開発した爆轟の魔法と名剣のコンボで、
なんちゃって王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)みたいな感じになってて凄い。
レレイが魔法で剣を刺し、伊丹が爆薬をしかけ、テュカが魔法で雷撃し、
その3つが組み合わさり、図らずも与えられた役割を各々が果たすことで、
炎龍を退治できたんだと思います。
最後は亜神ジゼルが率いる新生龍の2匹とのバトルでしたが、
そこは自衛隊が見事にやってくれましたね!
4巻で自衛官たちが協議していた内容ほぼそのままに、
圧倒的な戦力で新生龍を鏖殺する場面はスカッとしたなぁ。
まぁ、それはそれとしてロゥリィですよ、ロゥリィ!
炎龍戦では裏方に徹して出番が少なかったけど、
その苛烈でありながら可憐な在りようは最高にヒロインしてましたよ!
彼女が愛を司る神になろうとした理由とかは、
外伝2巻で明らかになるので是非ともそこまでこの連載が続いて欲しいものです。
取りあえずは夏コミでロゥリィの薄くてエロい本が出ることを期待しています!(笑
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