■[漫画]青春期の終わり「イエスタデイをうたって」11巻
イエスタデイをうたって 11 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:集英社( 2015-09-18 )
Kindle版:イエスタデイをうたって (1)
Kindle版:イエスタデイをうたって (2)
Kindle版:イエスタデイをうたって (10)
Kindle版:イエスタデイをうたって (11)
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本当に完結しちゃった…
長々と18年間も連載していた終わらない青春物語が本当に終わってしまいました。
面倒くさい女たちに振り回される面倒くさい男たちのモラトリアムの時間が、
まさか18年も続くとは思いませんでしたが、
きちんと納まる所に納まったような終わり方でしたね。
それにしても…
本っ当に榀子先生は面倒くさい女だったなぁ…!
リクオに対して同情してしまうことしきりというか。
こんな面倒くさい女を相手しないといけない男は大変だとつくづく思いましたね。
でもなぁ… 何でか魅力的でもあるんだよなぁ。
そして別な魅力を持つハルですが…
彼女は彼女でまた面倒くさい女でしたね。
それでもハルのことを追いかける男たちがいるだけで幸せだとは思うけど、
彼女にとっての幸せはただただ好きな人のそばに居るだけっていうのは、
切ないというかある意味乙女らしいというか。
ハルは永遠に思春期のままなのかもしれない、と思ったりも。
長い… 本当に長い連載でした。
何しろ私がまだ大学生だった時代から続いていた作品ですからね。
本当に終わってしまうのかと寂しくなるんですが、
今週のグランドジャンプで読み切りを描かれていたことから、
新作に対して期待できるっぽいのが救いでしょうか。
それにしてもハル派の私は納得いく終わりでしたけど…
榀子先生派の人たちは辛いかもしれませんね。
まぁ、バリバリに伏線張られてましたから覚悟はできているとは思うのですが。
何はともあれ18年に及ぶ連載お疲れ様でした。
彼女たちの先行きに幸アレ。
読みましたー。もの凄い加筆修正が入っていて、冬目先生には単行本一冊くらいの作業量だったのではないかなぁと思います。冬目先生、お疲れ様でした。
まぁ、で、内容は何と云いますか……、
「お前ら全員、めんどくさい!(byT○BI先生)」
って感じでしたね。その上でフランさんは女性陣の優柔不断さに檄を入れておられますが、私としてはあそこまで行っておいて撤退する陸生の意気地のなさに涙しました。榀子先生なんだから結婚とかしちゃったらそのうち自分の役柄に落ち着くに決まってるでしょ! それを何故かセンチメンタルに語ってしまう二人の若さに涙々です……。今回の加筆部分でかなり眉間の皺が強調されていましたが、それでもあそこで撤退はありません。そのくせハルには躊躇無く出来る訳ですから、榀子先生への甲斐性不足として取られても全くその通りではないかと、榀子派の私は怒髪天です!
……まぁ、恋愛って面倒くさいんですけどね……。それでも陸生のあの情けなさはハルによって後世に語り継がれるべきでしょう。
「あのときのチチ(陸生)は前の彼女に振られて寂しい余り、ハハ(ハル)を追いかけて来たのだよホホホ」
てな感じに。……文章にすると尚更に女々しい! 陸生、女々しいよ! しかしそれに関しては雨宮先生も意気地が無かった! この連載に登場する男性陣はクマさん以外、甲斐性無しで一杯です! 湊クンも含めて!
……ハー、青春をこじらせた成年女子男子には兎も角、長年に亘る連載は本当にお疲れ様でした。グランドジャンプに籍を移してからは終了間近ともあってか良い原稿ペースが守られていたので、読者としても安心して読むことが出来ました。そして貴重な冬目先生連載完結作品&単行本刊行数二桁! ……これは凄いことですよ(ゴクリ)。
冬目先生は現在、「マホロミ」も連載中断されておられて、ポツポツと連載も持って居られましたっけ? 「マホロミ」以外には余り存じ上げないのですが、一先ずはこの偉大な連載終了に祝杯を挙げて欲しいですね。冬目先生、お疲れ様でした!
コメント by Mya — 2015/9/21 月曜日 @ 23:02:16
まぁ、女にあんな顔されたら怯んじゃうのも仕方ないかと。
だってリクオだもの。
クマさん以外は確かに甲斐性無しばかりですよね。
といかクマさんカップルが一番まともな気がしないでもない。
マホロミは連載中断というよりも完結なのでは…
それ以外の連載作は黒鉄くらいでしょうか。
これもかなり長い間連載中断してますが…
コメント by フラン — 2015/9/21 月曜日 @ 23:36:25