■[漫画]同じ地球に生まれたミラクルロマンス「北欧女子オーサが見つけた日本の不思議」2巻
北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
著者/訳者:オーサ・イェークストロム
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2015-09-18 )
作者サイト:北欧女子オーサ オフィシャルブログ
Kindle版:1巻
Kindle版:2巻
スウェーデン出身の日本の漫画とアニメが大好きな漫画家オーサさん。
日本で暮らして感じた色々な物を4コマ漫画で表現した、
外国人ならではのコミックエッセイ漫画の2巻が早くも登場です!
まぁ、発売はもう半月も前なんですが…
今回も日本で感じたアレコレを漫画にされてるんですが、
日本のマナーとルールに戸惑うオーサさんを見ていると、
同情心と申し訳なさの両方を感じてしまいますね。
どうしても日本人は明文化するのが苦手というか…
あえて明文化せずにグレーにして臨機応変で判断する所があるんだけど、
何故ならそれはオーサさんとそのお友達が体験されたように、
明文化しちゃったら画一的に判断しちゃうからで…
これも一つのお国柄ってやつなのかなぁ…?
他にも日本独自というので日本の漫画独特の表現に、
まだ幼かった頃のオーサさんが色々と勘違いを繰り広げているのは、
微笑ましいというか自分の若気の至りを思い出して妙に共感したりするというか。
確かにエロ→鼻血というのは判りにくいよなぁ、と納得しちゃいますね。
それと、日本人の飽くなきパンチラへの愛情とかは申し訳ないというか…!
でもこれは桂正和先生が元凶の一つだと思うんだよね…!
まぁ、それ以前にもあったんだけど、
アレだ、日本のPTA的にギリギリを攻めたらパンチラだった歴史があるのかもしれない。
それと2巻ならではのエピソードなんだけど、
日本で漫画家としてデビューするまでと、それからの話があるのが面白かったですね。
日本とスウェーデンの出版社の違いにも驚いたけれど、
子供の頃から憧れた高橋留美子先生と漫画家としてお会い出来た時の感動とか、
高橋留美子先生を神様と感じる気持ちは何となく判りますよ。
私らの世代にとっての鳥山明先生みたいなものでしょうね。
そりゃー、会えたら頭の中が真っ白になってあとで後悔することもあるよねー(笑
それもこれもオーサさんが日本にやってきて、
それを漫画化したからこそなので、
オーサさんの情熱がこれからも色褪せないことを願うばかりです。
次の3巻もできれば出して欲しいですね。
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