■[ラノベ]四妖精の生々しい生活「甘城ブリリアントパーク」7巻
甘城ブリリアントパーク (7) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:賀東 招二
作者サイト:gatoh.com | 賀東招二オフィシャルサイト
作者twitter:賀東招二(@gatosyoji)さん | Twitter
絵師サイト:DigitalLover–WebSite
絵師twitter:なかじまゆか(@yuka_nakajima)さん | Twitter
Kindle版:甘城ブリリアントパーク 1
Kindle版:甘城ブリリアントパーク 2
Kindle版:甘城ブリリアントパーク 6
Kindle版:甘城ブリリアントパーク 7
相変わらず内容と表紙が全く一致してない甘ブリです。
むしろ6巻と表紙が逆じゃないのかと思います。
今回はエレメンタリオの4人の妖精たちにクローズアップした、
妙に生々しい短編集です。
そう、生々しいんですよ。
無駄にリアリティがあるんですよ。
いえ、4人が肌色タイツをしてない生肌さらしの痴女って意味ではなく、
描写が妙に共感できるというかなんと言いましょうか。
自宅が炎上してネット上でも炎上したサーラマが、
ミュースの家に泊めてもらおうとしての会話の流れと、
その後のギスギスしたところが非常に生々しいというか、
妖精どころかまんま女子大生あたりのノリと言いましょうか。
前回の飲み会でコボリーとの仲が妙な感じになったワニピー先輩の反応とか、
それに対するコボリーの態度だとか、
職場の飲み会に参加したミュースの心労が察せられてしまうというか。
おかしい、妖精さんたちがメインのはずなのに、
所帯じみたリアリティとかそういうものがビシバシと感じられちゃうんですよっ!
まぁ、それがむず痒くて面白いんですけどね。
そういったリアリティがあったからこそミュースの西也への想いがわかり、
萌え度が高まりまくるというのはあります。
ミュースと言えば飲み会帰りのワニピー先輩とのツーショット挿し絵ですが、
いかにも女子校出身の処女がバイト先の先輩にお持ち帰りされるビジュアルっぽくて、
そっちの意味でも生々しかったです、ハイ。
いすずやシルフィーの巨乳イラストといい、小生前かがみであります。
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