■[漫画]変態タイツとSFと「森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫」
森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫 (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森山大輔
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-11-26 )
Kindle版:森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫
森山大輔さんの久しぶりの短編集は変態ドタバタから、
ちょっとしたSF短編までバラエティー豊かなものになっています。
表題作の魔法医猫といばら姫は、
伝統ある聖カタリナ女学園に入学した鷺宮みかげは、
友人に起こった事態を解決するために頼ったのは、
入学式でトンデモな挨拶をしたヨネコ先生。
古い歴史があり、それ故に呪われている学園を守るため、
呪いの事件が起こったら思い出すようになっているんだけど、
なぜかみかげが巻き込まれる事件は、
シリアスなようでいて大変に変態な事件ばかりで…(笑
一作目のいばら姫も大概アレなオチでしたが、
二作目の硝子の靴下は事件の内容自体もクレイジーでしたね。
変態だー!
もうビジュアル的に伝統ある女子校はどこに行ったんだと言いたい。(笑
この魔法医猫シリーズはコミカルで読んでて滅茶苦茶楽しかったです。
他の短編である「調律師」はちょっとダーク入ってましたが、
「プラネット・ブルー」はSF要素はありましたが、
こちらは「クロノクルセイド」や「ワールドエンブリオ」に近いですね。
二つの作品を好きな人には満足できる内容だと思います。
それにしても魔法医猫シリーズはある意味面白かったなー
森山大輔さんの作品としてはこういった傾向の作品の方が好きかもしれない。(笑
最近のコメント