■[漫画]ダンジョンに薬を求めるのは間違っているだろうか「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」8巻
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 8 (アルファポリスCOMI)
著者/訳者:竿尾 悟
出版社:星雲社( 2015-12-10 )
連載サイト:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり | アルファポリス – 電網浮遊都市 –
作者サイト:ギャラリーさを
来月からアニメ第2期が始まる「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」
アニメ第2期は炎龍編に入りますが、このコミカライズはその次の動乱編に入ります。
しかし動乱編からはかなりストレスが溜まる展開が多いので、
読者的にはちょっと注意が必要です。
そのストレスの原因は帝国の皇太子であるゾルザルにあります。
自尊心と虚栄心が肥大化した稀代のバカ皇子でして…
彼を言葉巧みに操るテューレの陰謀でクーデターが勃発して、
「早くこのバカ皇子死なないかなー」と延々と思わされるんだよね…
外交やら自衛隊の特性的に仕方ないのかもしれないけど、
これは中々にストレスが溜まります。
もう一つストレスが溜まる要因であった伊丹の出番が少なさですが、
外伝+に載っていた迷宮編を入れることで良い感じになってましたね。
そう! 異世界ファンタジーで忘れてならないのはダンジョンですよダンジョン!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているかもしれないけれど、
流行病の特効薬を求めるのは間違っていないと思うわけですよ! お約束だね!
とはいえお約束に全部付き合う必要が伊丹にはないわけで。
自衛隊式ダンジョン攻略方法が豪快すぎて笑えましたね。(笑
文化財保護の観点からするとダメな気もしますが人名優先だから仕方ない。
レレイが苦しんでいるんだからなんとかするのが伊丹ってもんですよ。
それとコミカライズならではの補完が今回も良い塩梅でした。
銀座事件で帝国貴族が捕らえられた顛末が描かれてたんですが、
ゾルザルと同じ貴族の傲慢さが出てましたねー
今後もこんな感じに世界観を補完する方向でも頑張って欲しいです。
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