■[ラノベ]江戸も人生も太平なのである「異世界から帰ったら江戸なのである」第参巻
異世界から帰ったら江戸なのである 第参巻
著者/訳者:左高例
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-12-26 )
小説家になろう:異世界から帰ったら江戸なのである
絵師twitter:ユウナラ(@yunar_Adori)さん | Twitter
Kindle版:異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻
Kindle版:異世界から帰ったら江戸なのである 第弐巻
Kindle版:異世界から帰ったら江戸なのである 第参巻
終わってしまった…
一応、第一部完ということなので続きが出る可能性もありますが、
Web連載の方も第一部完で終わってしまったので、
どちらにしろ当面の間は新作に触れることが出来ない訳でして、
ファンとしては大変に悲しいです。
時代小説とラノベのテイストをミックスさせた上に、
パロネタをてんこ盛りにした変な作品なんですが面白いのですよ。
七夕の日に玉川上水を引いている長屋の井戸掃除をする江戸の暮らし描写は興味深く、
異世界時代の魔女に覚醒する前のイリシアとの出会い、
そして長年付き合っていた告死妖精クルアハとの別れは切なくてですね!
どのネタも面白いんですよ!
それでいてお八ちゃんの恋する乙女のラブコメっぷりが可愛いし、
石燕の残念喪女っぷりも一周回って可愛いと思えちゃいますしね。
まぁ、九郎は割りとヒモっぽいというか実質ヒモな上に、
見た目は中学生だけど中身は95歳の老人で不能なので、
ラブでコメる進展がほぼないんですけど、それすらも面白かったです。
とても好きな作品なだけにこれで終わるのは残念で仕方ないですが、
もしこの書籍版を読んで続きが気になった人は是非ともWeb版を読んでみてください。
100話以上続いている上にそこそこキリが良いところで終わってますので、
ある程度は満足できると思いますですよ。
まぁ、正直言うとバカ売れして急遽第二部が始まってくれるのが一番嬉しいんですけどね!
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