■[ラノベ]3人 vs 5万「強くてニューサーガ」6巻
強くてニューサーガ〈6〉
著者/訳者:阿部 正行
出版社:アルファポリス( 2015-12-18 )
作者サイト:阿部正行
絵師twitter:布施龍太(@chameleonrock)さん | Twitter
魔族領からマルニコ商会に戻り一息つけるかと思いきや、
ガルガン帝国から第一皇子が暗殺されたという凶報が舞い込む。
人族最大の国家で巻き起こる内戦の兆し。
そして暗躍する稀代の忍びソウガとその雇い主。
魔族大侵攻までガルガン帝国の国力を衰えさせたくないカイルは、
なんとか内戦を起こさないように奔走するが…
今回は中々辛かったなぁ…
大侵攻で人族を滅ぼさないために少数を自らの手で切り捨てるとか、
Fate/Zeroの衛宮切嗣みたいなもんだよなぁ。
この業のせいでカイルの魂がより魔族に近くならなければ良いんだけど…
とはいえカイルもまだ人間らしいところは残ってると思うんですよね。
危なくなったら裏切れば良いとか言いながら、
母と妹の恩人であるコンラートを最後まで助けようとしていたんですから。
そんなカイルの想いを無為にしようというんだから、
メーラ教の思惑というのはどういったものなのか気になりますよね。
そういったカイルの心情も興味深かったですけど、
カイルの周りの女性関係も興味深かったですね!
ミナギが徐々にデレてきてるみたいだったり、
ミレーナ王女が再登場してきて王配について匂わせたりと、
ラブコメ脳のセンサーがビビッと反応してしまう展開があったのが良かったです。
次はメーラ教の総本山に向かうことになるんだけど…
果たしてどんな情報を聞かされることになるのか。
Web版でもまだそこまで行ってないので本当に気になります!
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