■[漫画]抑えきれない本能の発露「実は私は」15巻
実は私は(15)(少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2016-01-08 )
痴女の獅穂が友を作り、恋を知り、奈落の底へ転げ落ちる「実は私は」15巻!
前半は獅穂の魅力が詰まった内容なんですが、
後半からは本来のヒロインである白神さんがちゃんとヒロインしてますよ。
もっとも作品の性質上ギャグ要員としても活躍しているんですけどね!
正直ね、私の中では獅穂は痴女だからヒロイン枠ではなかったんですよ。
14巻で急に恋する乙女の表情を見せてからヒロインとしての魅力が開花し始め、
花火大会で黒峰くんに告白する流れはもう最高にヒロインしてましたね!
そう、好きな人に告白するのってそれくらい緊張しちゃうんだよ!
あぁー、正に青春だわー…
まぁ、こんなに良い話の次に容赦なくギャグ回を持ってくるあたり、
「実は私は」らしいなぁ、と思ってしまうのですが。(笑
そして後半からの白神さんのターン!
恋人二人が海にデートとかいかにも青春じゃないですか!
二人きりの浜辺で花火とか最高のシチュエーションじゃないですか!
くそぅ、こいつらイチャラブしやがって! 羨ましいぞコンチクショウ!
ギャグだけじゃなくてこういった話もやっちゃうから「実は私は」は油断できない!
しかし、白神さんの想いが高まりすぎてまさかの吸血。
校長の迫力ある登場でこの漫画にもついにシリアス要素が…!?
はたして吸血鬼にとっての吸血にはどんな意味があるのか…!?
白神さんの父、源二郎が隠してきた事実がいま詳らかに…!?
性行為だ(ぶっちゃけ)
な、なんだってー!
チャンピオンではかつて「バキ」が性行為シーンだけヤングチャンピオンで連載するという、
ウルトラCを繰り広げてましたが、
吸血で代替することで堂々と少年誌でやっちゃってるじゃん 性行為…!
「実は私は」はある意味「バキ」を超えたのかもしれない…
アニメ放映が終わって大人しくなるかと思えばこれですよ。
「実は私は」からはまだまだ目を離せませんね!
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