■[漫画]第四の方向「4D」1巻
4D(1) (モーニング KC)
著者/訳者:汐里
出版社:講談社( 2015-12-22 )
試し読み:4D/原作 橘尚毅 漫画 汐里 stage 1
作者サイト:●汐里● 漫画家活動はじめました。
Kindle版:4D (1)
四次元。
それは縦、横、高さ、そしてそれ以外の軸で成り立つ空間。
ドラえもんのお陰で日本人なら誰でも概念は知っているけれど詳しいことは全然知らない。
そんな四次元をテーマにした作品です。
ちょうどアニメで「ディメンションW」という作品をやっていますが、
それとは違ってもうちょっと現実寄りというか理論寄りです。
フィールズ賞に近いと言われながら私立高校の教師になった宮田秀行26歳。
退屈に苛まされる日常の中で彼が学校で出会ったのは、
縦横高さの先にある4本目の軸が見えるという御崎沙也という女子高生で…
私はSF作品とか超能力作品とか好きなんですよね、MMR世代なので!
この漫画は四次元空間を認識できる人間=超能力者として推定して、
その謎に迫るという内容なんですが、
初っ端から命の危機に陥ったりとかなりハラハラさせる展開で、
読んでてグイグイと物語の世界に引きこまれていきます。
四次元空間を認識できるけど知識がないため漠然としか使えない御崎と、
四次元空間を認識できないけど知識があるため使い方を指南できる宮田。
この教師と女子高生の二人のタッグが上手いこと組み合わさっているんですよね。
好奇心が強すぎるために御崎と一緒に危機に陥りながら、
その知識と発想力で御崎を啓発して事態をより一層悪くしたと思ったら、
一気に解決したりと二人の今後が気になっていくんですよね。
1巻はまだまだ序盤なので、できれば1,2巻同時に続けて読んで欲しい作品です。
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