■[漫画]龍皇降臨「3×3EYES 幻獣の森の遭難者」3巻
3×3EYES 幻獣の森の遭難者(3) (ヤンマガKCスペシャル)
著者/訳者:高田 裕三
出版社:講談社( 2016-04-20 )
連載サイト:3×3EYES 幻獣の森の遭難者
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ついにゲゲネイスの思惑通りパリの街に舞い降りてしまった獣魔の母・エキドナ。
そしてパリの地下でも鬼眼王カーリーにゲゲネイスの魔の手が及んで、
カーリーを守るためにその无であるベナレスが降臨して…!
フルカラーで登場とかベナレス様ってば愛されてらっしゃる!
まぁ、ベナレスは登場初期からずっと最後までラスボスだったからなぁ。
3×3EYESシリーズにおいて常に強者として君臨してきて、
その株は下がったことがないですからね。
そりゃフルカラーにもなるわってなもんです。
逆に言えばベナレスが出てきたということは結末が近いということですね。
短く感じるけれど、第2部聖魔伝説編も3冊だったことを考えるとそう不思議でもないですね。
というか、先日連載の方で判明した美智瑠が気付いていない真実の残酷さは、
綾小路パイのそれと比較しても遜色がないものなだけに、
聖魔伝説編を彷彿とさせるものがありますよ…
それにしてもゲゲネイスがちゃんとノルマルテ延命の手段を考えてたのは驚いたなぁ。
ゲゲネイスはゲゲネイスなりにちゃんと筋は通してたんですね。
まぁ、ゲゲネイスの望みが戦乱という時点で他者に迷惑を掛けざるを得ないので、
手放しで賞賛できるものではないのですが…
そしてゲゲネイスなりに考えて臨んだベナレス戦だけど…
いや、ホントにベナレスってば強いわ…
ゲゲネイスの奸計により獣魔術を封じられても圧倒的に強い…!
獣魔術はベナレスが開発した術の中で最も効率が良いだけで、
他の術が使えないわけじゃないんですね。
八雲もハーンと共同開発した術や装備はあっても、
数千年のキャリアがあるベナレスには及ばないよなぁ。
これは次巻も楽しみですよ!
それと巻末には恒例の描き下ろし短編だけでなく、
この連載が始まる頃にヤンマガ本誌で載った番外編も収録されています。
そうかー、夏子たちも良い年になったんだなぁ…
私も歳を取るわけだよ…
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