■[漫画]黒王南伐「ドリフターズ」5巻
ドリフターズ 5巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:平野 耕太
出版社:少年画報社( 2016-06-06 )
作者twitter:平野耕太(@hiranokohta)さん | Twitter
Kindle版:ドリフターズ (5)
Kindle版まとめ買い:ドリフターズ
土方歳三率いる黒王の軍を何とか退けた豊久と愉快な仲間たち。
しかしながら奪い取ったオルテという国は死に体だしオルタ各方面軍は健在だし、
周辺各国とまだ戦争中だし、大将の豊久は極めつけのバカだし、
北の黒王軍は食糧増産チートアリアリで南伐開始しちゃうし、
どう考えても無理ゲー状態なんだけど…
またもや一年半振りの新刊ですが今回もクッソ面白いです!
今回の見所は何と言っても菅野直と山口多聞との邂逅でしょう!
なぜ出会って即ハメ、もとい即相撲なのか。
いや、”手紙”を”信”と時代考証がしっかりとした表記をしていることから、
もしかしたら当時はそのくらいは常識だったのか。
いや、そもそも今でもクレイジーだと伝えられる菅野直と山口多聞だし、
そもそも問答無用の説得力と迫力が感じられるんだよなぁ。
やっぱり平野耕太は凄いわ。
「たった2人だが二航戦だ」というフレーズとかも痺れるものがあるし、
スキピオと山口多聞が出会った歴史上ありえないifも見ていて興奮しちゃうし、
彼らが信長たちと合流したら一体どうなるんだろうと、
想像しただけで今からワクテカが止まらないんですよ。
これがドリフターズの面白さだよなぁ。
しかし擱座した飛龍という兵器よりもチートなのが黒王軍で、
青銅竜という生きた銅鉱山に食料無限というチートもあるし、
漂流者たちが態勢を整える前に一気に迫ってきて危機感が半端ないですね。
まぁ漂流者には危機になれている織田信長という傑物がいますからね。
伊達に修羅場を何度も潜り抜けていないだけに、
信長の台詞には異様な凄みと納得力があるんだよなぁ。
圧倒的な危機を前にどう立ち向かっていくのか、
光秀と信長が再会した時に何が起こるのか、
もうこの続きが気になって仕方ないですが、
続刊はまた一年半以上後なのでアワーズ本誌で随時追いかけていきたいですね!
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