■[漫画]王女の遺志とアトルニアの騎士「Landreaall」28巻 特装版
Landreaall 28―描き下ろし読切小説付き特装版!! (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがきちか
出版社:一迅社( 2016-07-25 )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか(@chikaxavi)さん | Twitter
Kindle版:Landreaall (28)
Kindle版まとめ買い:Landreaall
ディアの天恵とDXの竜創でクエンティンの呪いを返したDXたち。
しかしクエンティンが王城で施した呪いまで返ることはないが、
オズモ議長たちのことを信頼するDXは揺らぐことはない。
そしてクエンティンはディアの天恵で忘れていた記憶を掘り起こされ…
長かったクレッサール編もエピローグに入りましたが、
19年前から続く革命の因縁もあってまだまだ終わりませんね。
リドが施してくれたお守りや幼少のクエンティンを助けた従騎士の正体といった最近の伏線だけでなく、
イプカとライナスの因縁みたいな長い伏線まで回収しているので当然と言えましょう。
それにしても今までクエンティンとリルアーナの二人の縁の強さが疑問だったんですが、
これでスッキリしました。
クエンティンが洞詠士として祝福した縁が二度も命を救ったということでしょう。
しかし、リルアーナ王女は本当に慈愛に満ちた人だったんですね。
想い人が死んだ原因とも取れるクエンティンを呪うのではなく、
想い人が守った命として自分も守ろうとするだなんて…
ディアの懊悩を救ったイオンの純真さだとか他にも見どころが色々あったけど、
何とか犠牲者が少ない状態で事が収まりそうで良かったです。
大老にロビンという孫がいることが判ったことやクエンティンのこれからの処置だとか、
アンちゃんは無事に復帰できるのかとか色々気にかかることはあるけれど、
それらは次巻で解決してくれることでしょう。
それと特装版ですが今回はドラマCDはなくて小冊子のみでしたね。
王城居残り組で留学生のリドとマグナルの二人が保護者同伴での御茶会とか、
かなり珍しい組み合わせで面白かったです。
最近のコメント