■[ラノベ]リトライなしのボーイミーツガール「ソードアート・オンライン アインクラッド」1巻
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-04-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4048677608
ISBN-13 : 978404867760
作者サイト:WORD GEAR
「アクセル・ワールド」が面白かったので同じ作者の作品だし、という理由で買ったのですが、
これが予想通りに面白く、そして期待していた以上に楽しめる作品でした。
作者さんのサイトでWeb連載していたオリジナルSSが元らしいんですけど、
これほど面白い作品があったなんて、私なんかが知っているWebの世界はまだまだ狭いと痛感した次第です。
視覚どころか五感の全てを仮想世界(VR)で楽しめる近未来のヘッドマウント型ゲーム機「ナーヴギア」
そしてその能力をフルに活用できる初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」
コアゲーマーなキリトは運良くβテスト時からプレイし、1万人が参加する本運用でも開始直後から友人が出来、
順調な滑り出しを見せたかと思いきや突如全プレイヤーが招集され、SAO開発者・茅場晶彦から告げられる。
「これは、ゲームであっても遊びではない」
と。
外部からのナーヴギアの除装orゲーム内での死亡がプレイヤーの死を意味するVRMMORPGソードアート・オンライン。
全百層からなる城、アインクラッドを攻略し始めてから2年が経過し74層まで到達した時点から始まる物語。
孤独を抱えるソロプレイヤーのキリトが有名ギルドの副団長・アスナと絆を深めることで廻り始まる運命。
ファンタジーとリアルの狭間で描かれる極上のボーイミーツガールがここにあります。
死と隣り合わせだけど、確かにそこにある平和な日常。
死と隣り合わせだからこその、息をもつかせぬ緊迫感のあるバトル。
そして仮想空間であろうとも確かに紡がれるキリトとアスナの男女の絆。
全編に渡って見所満載で本当に素晴らしかったです。
「アクセル・ワールド」を面白いと思った人には間違いなくお勧めできる作品ですね。
しかしこれだけ綺麗に終わってるのにどうやって続編を作るんだろう…
Web掲載版を読んでる人が正直羨ましいです。(笑
いつも楽しく見させてもらっています
みーくんや俺妹は以前から買っていたのですが、ここを見てSAOも買ってみました
大正解でした。いやー、実にまとまったいい作品でした
今月の電撃は当たりが多かったですね
こちらからもひとつお勧めしたい小説が
今月の新刊で7巻目が出た「世界平和は家族団欒のあとに」をプッシュです
一巻ではそれなりの面白さにとどまりますが、二巻以降の面白さは半端ないです
家族全員が異能力持ちという厨二病全開な設定なのに、内容はありがちな厨二小説の間逆を行っています
なによりも読後の爽快さがすばらしいので、是非読んでみてほしいものです
これからもレビューなど楽しみにしています
コメント by とある見物人 — 2009/4/16 木曜日 @ 23:48:14
SAO読んで頂けましたか!
いやー、アクセルワールドもそうですが川原礫作品は良いですねー
直球ストレートな面白さで清々しいです。
世界平和は1巻だけ読んで売っちゃったなぁ…
2巻以降が面白いなら失敗しちゃったかも。
コメント by フラン — 2009/4/21 火曜日 @ 7:48:58