■[漫画]リプミラ復活と神帝ブゥアーとの最終決戦の幕開け「マップス 愛蔵版」5巻
マップス 愛蔵版 5 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-04-09 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 4797352329
ISBN-13 : 9784797352320
作者サイト:スタジオ秘密基地
記憶を奪われただけでなく偽の記憶を植え付けられゲンに殺意を向けるリプミラだけど、
ゲンとの間に紡がれた絆は偽の記憶よりも強く、何度読んでも感動してしまうし、
また、同胞を救うために憎き伝承族に従ってきたスガラがその本懐を遂げ、
その感動に流す涙にはぐっと来るモノがあるなぁ。
ファーストボーンが語ったさまよえる星人の真実は、
伝説の力などというものが存在しない、という事実を突きつけるものだったけど、
それは同時に何物にも束縛されない自由な心こそが重要であることを示し、
その心の持ち主であるゲンがリープタイプを解放し、第八軍を動かしたんですよね。
そして期日より早く開始された神帝ブゥアーとの戦いでは、
銀河全域を覆う圧倒的なスケールの大きさに畏れを抱かずにおれないけれど、
それでも奮闘する八つ軍団をあざ笑うかのように暗躍するガタリオンたち反乱軍。
しかしガタリオンの意に反して立ち向かうダードのその勇姿と、
兵器として生まれながらも最後までラドウを気に掛けていた姿には漢を見たなぁ。
ゲンやリプミラのような勇者と言われる人間だけでなく、
星見のように力のない人間やシアンや名も無き兵士にビメイダーの一人一人が懸命に戦い、、
限りなく小さくともその勝機を諦めずに出し尽くそうとするドラマは圧巻の一言。
その目論見を成就させようとするガタリオンとの最終決戦も目前に迫っており、
最後まで目が離せませんね!
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