■[漫画]雷堂棋竜の一騎駆け「3月のライオン」12巻
3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)
著者/訳者:羽海野チカ
出版社:白泉社( 2016-09-29 )
作者サイト:羽海野チカ________umino*chika
作者twitter:羽海野チカ(@CHICAUMINO)さん | Twitter
Kindle版:3月のライオン (12)
Kindle版まとめ買い:3月のライオン
TVアニメの第一話が放送されましたけど、面白かったですね!
「3月のライオン」という完成されたビッグタイトルを相手にしたら、
流石のシャフトも独自の色を出して加工するのではなく、
ただひたすらに、丁寧に、原作の良さを出すことに注力しているんだなぁ…
と、そう感じました。
色使いや動きとかはちゃんとシャフトっぽいんだけど、
それを上手いこと羽海野チカワールドに落とし込んでいるというか。
「3月のライオン」という作品をしっかりと支える土台にシャフトが徹している気がします。
制作が羽海野チカさんが大好きなシャフトで、
OPとEDも羽海野チカさんが大好きなBUMP OF CHICKENで、
このアニメは羽海野チカさんへの甘やかしうどんだなぁ、と感じた第一話でした。(笑
で、この12巻ですが、読んでて最高に楽しいです!
11巻で妻子捨男のエピソードが終わったというのもあるんですが、
その楽しさの原因の大半は藤本雷堂棋竜のお陰というのもありますね!(笑
もうこの人楽しすぎでしょう!
まず、いきなり示現流の稽古をし出したのにも驚きましたが、
あの場面だけ絵柄が変わりすぎてえて、この人別の漫画の主人公じゃないのかと。(笑
そして11巻で零ちゃんに(自称)婚約者を連れてこいと言ってて有言実行し、
川本姉妹(というかあかりさん)を見て”トゥンク”と胸をときめかすとか…!
もう止めて! 私を笑い殺す気でしょう!
ギャグ漫画じゃないのに! この漫画はギャグ漫画じゃないのに!
そんな棋竜も将棋に関しては最後まで格好良かったですね。
まぁ、途中経過はちょっとアレだったけど、
泥臭くなろうが最後まで諦めずに食らいつく姿は、
伊達に何年も棋竜というタイトルを保持していないなぁ、と思いますよ。
やっぱりプロの格好良さが凄い。
プロの凄さといえば零ちゃんが順位戦で当たった滑川七段ですが…
うん… 相変わらず凄いインパクトでしたね…
そんな滑川七段を相手に勝った零ちゃんも凄いけど、
このペースだと本当にあっという間にB1に昇級しそうですね。
何というか、川本家の事情に関わりだしてから皮が何枚も剥けたよなぁ、零ちゃん…
そして現在関わろうとしている川本家の事情である、あかりさんの配偶者問題ですが、
相変わらず斜め上に行っているけど、何か周りが放っておかなさそうですね。
しかし林田先生がガチなのは分かってたけど、そこに島田さんが出てくるとは…
零ちゃんとひなちゃんはラブコメという感じがしなかったけど、(これからするかもだけど)
まさか林田先生たちの三角関係を見ることになるとは…
20代の女性を巡ってアラフォー男子が競い合うラブコメか…
何というか斬新なんだけど、全く違和感がないのが凄い…
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