■[漫画]欲望の連鎖「狼と香辛料」14巻
狼と香辛料(14) (電撃コミックス)
著者/訳者:小梅 けいと 文倉 十
出版社:KADOKAWA( 2016-09-27 )
原作者サイト:すぱイしー ているず
原作者twitter:支倉凍砂(@i_hasekura)さん | Twitter
作者サイト:小梅けいとの原典皆既
作者twitter:小梅けいと(@koumekeito)さん | Twitter
Kindle版:狼と香辛料 (14)
Kindle版まとめ買い:狼と香辛料
このコミカライズもそろそろ原作のラストまでもう少しだなぁ…
というタイミングでまさかの新シリーズが開始された「狼と香辛料」
これはコミカライズが続くということで良いのでしょうか…!
新シリーズの原作も読みたいので、早くKindle版出して欲しいところ。
さて、この14巻では物語が急転します。
デバウ商会のお膝元であるレスコで自分の店を持とうとしたロレンスが、
新規通貨発行による経済圏の確立と支配という、
デバウ商会が目指すことに気付き、これからの展望に夢を持った直後に、
欲望の連鎖を制御できなくなったデバウ商会の内情を知ってしまい、
店を持つことを諦め、内紛解決に協力せざるをえなくなるという、
予断の許さない状況に陥ることに…
相変わらず物語の中心に巻き込まれることに定評のあるロレンスですが、
それもこれも彼とホロが積み重ねてきた実績アリきだから仕方ないというか。
今回はミューリ傭兵団という心強い仲間がいるだけマシなんだけど、
彼らを含めて手紙一枚で動かしてしまうデバウ商会のヒルデの辣腕っぷりが怖い。
ロレンスも経験を積んできたとはいえ、まだまだヒルデに比べるとね。
ココらへんは大きな商会の会計係として歩んできた経験の差が出てるなぁ、と思います。
とはいえロレンスも機転が効きますからね。
これからの活躍に期待ですよ。
しかしこの14巻ではホロの喜怒哀楽の表情が印象深かったですね。
大量の料理を前にご満悦なホロの表情も良かったけど、
泣き顔が一番魅力的だったと思います。
あんな顔を見せるのはロレンスが相手だからってのもあるんでしょうけど、
とても魅力的でした。
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