■[ラノベ]自衛隊、北海道にて、異星人と訓練せり「銀河連合日本」3巻
銀河連合日本 3 (星海社FICTIONS)
著者/訳者:松本 保羽 bob
出版社:講談社( 2016-10-15 )
Web連載版:小説家になろう
作者サイト:柗本保羽
作者twitter:柗本保羽(@YasuhaMatsumoto)さん | Twitter
絵師サイト:びよんびよん堂
絵師twitter:bob(@biyonbiyon)さん | Twitter
5000万光年彼方からやってきたティエルクマスカ銀河連合と無事国交を結べた日本。
民間レベルでの交流も徐々に浸透してきた頃、
自衛隊と探査船ヤルバーンの合同演習をするまでの交流をするまでになった。
しかし周辺諸国、特に中国ではきな臭い雰囲気が漂ってきて…
SF版ゲートとも言える本作ですが、
この作品の売りはゲートでは無用の長物でストレスの原因だった”政治”がメインです。
科学技術が圧倒的に発展した異星人を相手にどういう風に交流していくのか。
世界情勢を鑑みてどのように動いていくのか。
そういったアレコレを考察していくのが楽しいのです。
もちろんキャラクターも魅力があります。
表紙を飾っているシエさんの妖艶な姿とハイジャック犯へのTUEEEっぷりも良いですし、
キグルミシステムで日本人形態を模したフェルさんとか可愛かったですしね。
そこら辺は艦これで名を馳せたbobさんの実力が遺憾なく発揮されているなぁ、
と思わせられますね。
その実力はおっさん政治家たちで発揮させたのには苦笑いでしたが。(笑
異文化の交流や政治が主となる作品なので、
島耕作世代に受け入れられるかもしれませんが、
アレほど破天荒でクレイジーな内容ではないのでご安心ください。(笑
次回は信任状捧呈式から始まるみたいなので、
そろそろ舞台も宇宙へ行く予感がしますね!
しかし信任状捧呈式があるライトノベルってかなり珍しい部類でしょうね…
そういった意味でも特異的な作品だと思います。
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