■[ラノベ]物語はセミファイナルへ「フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム 」
せまるニック・オブ・タイム (富士見ファンタジア文庫 92-20 フルメタル・パニック)
著者/訳者:賀東 招二
出版社:富士見書房( 2008-02-20 )
定価:¥ 651
文庫
ISBN-10 : 4829132663
ISBN-13 : 9784829132661
富士見ファンタジアの一番の稼ぎ頭、フルメタの最新刊。
ついに長編も終盤に差し掛かり、ウィスパードの謎といった物語の核心に迫り、
波乱が波乱を呼ぶ急展開となっています。
いつもより厚めの400ページ超というボリュームになっていますが、
あまりの面白さに物語の中にグイグイと引き込まれています。
シリアスの中にコメディを入れ、お色気要素まであり、
メカも銃のアクションもSFも当然入ってたりと、
エンターテイメントの塊のような圧倒的な面白さ。
何度もアニメ化された魅力の源泉がここにあるのです。
何かを語ろうとするとどうしてもネタバレになってしまうので、
あまりに多くを語れませんが、今回の主役はクルツなのではないかと。
最初の方でどう考えてもヤバイフラグが立っちゃってますが…
何というか美味しすぎるだろ、こいつ。
終盤、かなり気になる展開になり次巻で一体どうなるのか。
ソースケはカナメは、そしてテッサはどんな結末に向かうのか?
どこか欠けてしまったレナードはどういった役回りになるのか?
ソースケとカリーニン師弟の対決も残っており最終刊の展開が気になって仕方ありません。
ただ前巻が出てから半年以上経ってから出たからなぁ。
2008年中に出ることを祈っております。
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