■[漫画]浅野りん最新作!「であいもん」1巻
であいもん (1) (角川コミックス・エース)
著者/訳者:浅野りん
出版社:KADOKAWA( 2016-12-03 )
作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん(@rin_asano)さん | Twitter
Kindle版:であいもん (1)
「CHOKOビースト!!」「PON!とキマイラ」「京洛れぎおん」と、
スクエニとマッグガーデンで活躍されていた浅野りんさんがヤングエースで新連載!
ジャンル的には青年誌なのでいつもと違う方向に行くかと思いきや、
主人公+幼女の組み合わせなのは相変わらずで安心して読めますね。
一応主人公がアラサーなあたりに青年誌っぽさは出してますけど。(笑
家を飛び出して東京で売れないコミックバンドを10年続ける納野和は、
ある日父が入院したという手紙が届き実家の和菓子屋「緑松」を継ぐために京都に戻るも、
そこには元気な父と、跡継ぎだという女子小学生の雪平一果がいて…
父親に置き去りにされた過去を持つ一果を心配した和の母は、
和に父親代わりになることをお願いして…
今回も京都を舞台にした作品ですがファンタジー成分は皆無で、
家族モノの暖かさがメインの作品になっています。
子供なのに責任感の塊みたいな一果ちゃんを、
コミックバンドをやっていたくらいにちゃらんぽらんな和が気に掛けることで、
少しずつ心が通っていく様子はとても良いモノだと思う訳ですよ。
しかしそんなふんわりした雰囲気だけが浅野りんさんの漫画の持ち味な訳がなく、
普通に見えた「緑松」の従業員たちも色々とドラマを持っていて、
それを見事にコミカルに描いているんですよね。
特に咲季くんの隠れた趣味に関してはかなり意表を突かれましたね!
個人的には大好物なんですけども!
それと青年誌だからなのかいつもよりラブコメ成分が多くなっているのが嬉しいです!
高校生バイトの美弦ちゃんのフラグを見事に立てるだけでなく、
東京の元カノも出てきて1巻から大変にニヤニヤ展開であります!
しかも現在発売中のヤングエース最新号では静かな修羅場が繰り広げられているので、
ラブコメ修羅場スキーの諸氏には是非読んでもらいたいですね!
Kindel版も出ているので是非!
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