■[ラノベ]マインの常識と貴族の常識「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女II」」
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女II」
著者/訳者:香月美夜
出版社:TOブックス( 2016-12-10 )
Web版本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~:
作者サイト:香月 美夜
作者twitter:香月美夜(@miyakazuki01)さん | Twitter
絵師サイト:天球堂画報
Kindle版:本好きの下剋上 第三部「領主の養女II」
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フェルディナンドの演奏会が無事に開催され資金を集めることができたローゼマイン。
プロマイドの販売はバレて禁止されたけど冬支度は万全にできそうで心配ないけど、
小神殿を立てて孤児を引き取ったハッセの扱いで貴族の常識に苦悩することになり…
常識の違いに苦しむマインが可哀想で可哀想で…
でも、そんなマインをルッツがいつも通りに助けてくれるの嬉しかったですね。
色々と成長しているとはいえ、まだまだマインにはルッツが必要なんだなぁ。
そんなしっかりしているルッツを知っているだけに、
怠惰で無知で我が儘なヴィルフリートはどうしても厳しい目で見ちゃいますよね。
でもこの年頃の男の子はこんなもんだと思うので、
仕方ないのかも…
でも正直、マインの思惑通りに性根を叩き直せてスッキリしました。(笑
それと何と言っても心を揺さぶられたのは僅かだけの本当の家族の触れ合いですね。
契約魔術で家族として触れ合うことができない中、
それでも精一杯愛を伝えあっている姿には何度も泣きそうになりました。
しかもエーファ母さんとの触れ合いの時にも、
ギュンター父さんとの触れ合いの時にも椎名優さんが良いイラストを描いてくれてるから、
更に涙腺を刺激されて本当にヤバかったですね!
どちらのマインの表情も素敵すぎて素敵すぎて…!
情感が詰まりに詰まったマインの瞳が最高でした!
さて、次回はハッセの始末です。
マインにとっては苦い経験になるでしょうけど、
何とか乗り切って欲しいですね。
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