■[ラノベ]抑えきれぬ恋の激情「やがて恋するヴィヴィ・レイン」2巻
やがて恋するヴィヴィ・レイン 2 (ガガガ文庫)
著者/訳者:犬村 小六
出版社:小学館( 2017-01-18 )
作者twitter:犬村小六(@inumura569)さん | Twitter
絵師サイト:GREAT ESCAPE blog
絵師twitter:岩崎美奈子(@me_iwa)さん | Twitter
Kindle版:やがて恋するヴィヴィ・レイン 1
Kindle版:やがて恋するヴィヴィ・レイン 2
DMM電子書籍:やがて恋するヴィヴィ・レイン 2
救国の英雄ながら王女との仲を疑われ国を追われたルカ。
ヴィヴィ・レインの手がかりを求める旅も、
天使の歌声のようなアステルの歌のお陰で路銀も潤い、
気楽なものになっていたんだけど、
城塞都市ウルキオラを訪れた際に悪政を敷くベルトラン伯に目をつけられ…
良いね…
2巻になって各段に面白さが加速してきましたよ。
1巻は序章に過ぎなかったんだと思わされましたね。
でも、2巻も序章だったと中盤あたりで気付きそうな予感もします。
つまり、続刊が出るごとに面白くなりそう!
旧知の仲であるジェミニとの再会から少しずつ盛り上がってきましたが、
そこから英雄に祭り上げられたルカが、
重傷を負ったアステルを助けるために全力を出してからが熱かったですね。
会ったこともないけど、ジェミニが信頼しているからという理由だけで、
自分を囮に策を成功させるだけでなく、
ファニアのことを信じて喜劇を演じるあたり爽快感がありました。
そしてルカを想うファニア王女が魅力的なんだよなぁ。
王族として自制しなければならないと、何度も自分に言い聞かせていながら、
拷問されたルカの姿を見てプッツンしちゃう所とか超可愛い。
恋する乙女の魅力が120%表現されていて最高でしたよ。
先払いで貰った報酬でルカがやることが明確になり、
キーパーソンも揃ったことで次巻からは物語が加速しそうです。
楽しみ。
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