■[漫画]人と共に歩む大切なモノ「眼鏡橋華子の見立て」1巻
眼鏡橋華子の見立て(1) (モーニング KC)
著者/訳者:松本 救助
出版社:講談社( 2017-02-23 )
作者twitter:松本救助(@torimo_mk)さん | Twitter
Kindle版:眼鏡橋華子の見立て (1)
DMM電子書籍:眼鏡橋華子の見立て (1)
ある日モーニングを読んでいたら唐突にメガネ漫画が始まった…
世の中には磨伸映一郎さんのようにメガネっ娘萌え漫画家がいるのは知ってましたし、
メガネっ娘萌え漫画も多数あるのは存じていましたが、
よく考えるとメガネを機能的な意味で蘊蓄を語る漫画は余りなかったように思えます。
そういった意味でも珍しく、新しい漫画だと言えましょう。
私も20年ほどメガネを掛けてますが、それほど詳しい訳ではないんですよね。
とはいえ、大学入学を機に免許を取ろうとしたら度が合ってないと言われ、
その時に作ったメガネで視界がクリアになった時の感動はよく覚えています。
この世界はこんなに美しく、鮮明に輝いていたんだと感動しつつ、
余りの視界の変化に転びそうになったものです。(笑
そして、この漫画はそういった感動を様々な角度から描いているのです。
この漫画のヒロインの眼鏡橋華子さんは重度の眼鏡好き。
美人なんだけど眼鏡のことが好きすぎる、
ちょっと変態入っているんだけど、
そこもまた魅力的な銀座の一等地の眼鏡店を任される雇われ店主。
出版社の編集をしている川原くんはそんな眼鏡橋さんにドン引きしつつも、
どこか惹かれてあしげく通って…
現代人の多くは視力矯正が必要なんだけど、
遠視近視弱視老眼と矯正方法も様々だし、
フレームの機能も多種多様だということを思い知らされますね。
メガネをすると頭痛がするのが当たり前だったというお客さんもいたけれど、
私もちょっとわかるところがありますね…
メガネが耳に負担だった時とかも一時期あったので…
そう言った意味では特に興味深かったのは子供の弱視を見抜き、
それに合ったメガネを紹介した回ですね。
私の弟も小2の頃からメガネを掛けていたんですが、
当時は子供用の眼鏡ってダサいのばっかりだったんですね。
でも、今はこんなにデザインも豊富で、
何より子供のために精力的に活動されている所もあるんですね。
知らなかったなぁ。
現在連載の方は一時お休み中みたいですが、
早く再開して欲しいし、多くの人に読んで欲しい作品です。
最近のコメント