■[漫画]巨大魔獣の侵攻「ナイツ&マジック」2巻
ナイツ&マジック(2) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:天酒之瓢 加藤拓弐
出版社:スクウェア・エニックス( 2017-03-23 )
Web版:Knight's & Magic
原作者サイト:絵師空域 — Index
原作者twitter:天酒之瓢(@Amazake_Write)さん | Twitter
作者サイト:RP 新しきかな篇
作者twitter:いしゆみ/加藤拓弐(@isiyumi)さん | Twitter
Kindle版:ナイツ&マジック (2)
Kindle版まとめ買い:ナイツ&マジック
DMM電子書籍:ナイツ&マジック (2)
アニメは7月から開始らしいですね。
既に幻晶騎士が躍動感溢れる動きを見せてくれて、
期待感が大いに膨らんできますが、
このコミカライズもそれに負けないくらいに面白いですよ!
この2巻では原作1巻の見せ場である陸皇竜(ベヘモス)との決戦がメインです。
その分、他のシーンが多少端折られてますが、
この作品で一番の見所は幻晶騎士とそれを駆るエルくんの活躍ですからね。
これくらいは致し方ないでしょう。
圧倒的に巨大な魔獣に対してチクチクと攻めるとか、
現在モンハンXXでラオシャンロンを倒したばかりの私はとても共感できます。(笑
ちょっと油断するとすぐに踏み潰されて簡単に死んでしまったり、
初見の攻撃には為す術もなく一撃死とかモンハンXXでもあるあるですよ…
そんな死と隣り合わせな恐ろしい相手に立ち向かうとかエルくんマジ凄い。
懐に入ってスピードを活かしてヒット・アンド・アウェイで翻弄するとか、
腕はあっても度胸がないと絶対にできないんですけど、
エルくんはそれを猛烈なロボットへの熱量で代替しているのが、
とってもロボキチで、エルくんらしいなぁ、と思わされますね。(笑
そしてそんなロボットモノとしてよく出来ていると思うのが、
エルくんの全力に機体が付いてこずに内部破壊が起こってしまうところでしょう。
ロボットはメンテナンスが必要であり、
安全マージンをとった上で運用する重要性を知っていないと出てこない描写ですよね。
これが3巻以降の展開の伏線になるというのも上手いと思います。
しかし改めて読んでみると、事前に猛烈に勉強していたとはいえ、
初めて搭乗する機体を奪取するだけでなく、
その場でOS書き換えも同然のことをやるとか、
アムロ・レイやカミーユ・ビダン、そしてキラ・ヤマトに通じるモノがありますよね。
ファンタジー世界でのロボットモノだけど、
そういったガンダム等へのオマージュが散りばめられているのも、
本作の面白さの一つだと思います。(笑
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