■[ラノベ]ゴブリン死すべし慈悲はない。「ゴブリンスレイヤー」1巻
ゴブリンスレイヤー1巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:蝸牛くも
絵師名:神奈月昇
絵師サイト:Light Of Night
Kindle版:ゴブリンスレイヤー 1
Kindle版まとめ買い:ゴブリンスレイヤー
DMM電子書籍:ゴブリンスレイヤー 1
実はコミカライズだけでなく原作も割りと早めに読んでました。
ただ、タイミングが合わず感想を書けなかったんですが、
5巻が出るしキリが良いから書いておこうかな、と。
元々がやる夫スレ作品というのは知っていましたが、
発売即日重版するほどの人気を博したのには当時驚いたものです。
その面白さを見抜いて最終選考拾い上げから過去作を書籍化決定した担当編集の慧眼恐るべしですね。
まぁ、お陰で読者として原作、コミカライズが楽しめることになって万々歳なのですが。
知らない人に軽く説明すると、ゴブリン絶対殺すマンな主人公のゴブリンスレイヤーが、
淡々とゴブリンを殺し続けるだけの内容です!
あらすじだけ聞くと何が面白いのかわからないと思うのですが、
一貫してブレない主人公というのはそれだけでカッコイイモノがあると思うのですよ。
ゴブリンを舐めたせいで多勢に無勢で蹂躙される冒険者と違って、
泥を塗り、血を浴び、武器を奪い、効率よくゴブリンを殺す。
そんな無骨なゴブリンスレイヤーは得も言われぬ魅力があるんですよね。
運や偶然に頼らない、ただひたすらに訓練と工夫を凝らして、
ゴブリンを殺すことに特化する姿は、ある種の職人のような凄みがあるんだよなぁ。
1巻ではそんなゴブリンスレイヤーに後輩の女神官が出来たり、
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶といった人外パーティーが出来たり、
そんな彼女たちに助けられたりする冒険が繰り広げられているんですが、
それがとても面白かったです。
人を選ぶ作品だと思いますが、面白い作品だと思います。
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