■[漫画]ただ、そばにいたくて…「はじめてのひと」2巻
はじめてのひと2巻
出版社:集英社
作者名:谷川史子
Kindle版:はじめてのひと (2)
DMM電子書籍:
1巻では色んなキャラクターのお話が収録されたオムニバス形式でしたが、
この2巻では1巻で出てきた修復士の橘与さんとチェリストの諏訪内さんの二人がメインです。
というかむしろ、二人の物語と言って良いでしょう。
これが… 意外と重いというか切ないというか、恋の苦しさが半端ないのです…
まぁね、アラフォーで素敵な男性だとするとね、そうなるよね…
むしろその可能性に全く気付かないあたり、与ちゃんは本当に純真だなぁ、と…
良い人に囲まれて育ったんだなぁ、と思いますね。
それだけに、彼女が自分の恋心に翻弄されているのは見てて切ないし辛いです。
それにしてもメールやLINEでの文字でしか伝わってこない、
気持ちがわかりにくいもどかしさだったり、
声が聞こえるだけで気持ちが距離を飛び越えたり、
何となく現代だなぁ、と感じますね。
あと10年もしたらテレビ電話が当たり前になって、また違った演出がなされたりするのかな…
最後はかなり気になるところで終わりましたが…
1巻が出たのが一年前ですし、この続きはまた来年なんでしょうか…
うーむ、これは辛い…(笑
そうそう、この単行本と同日発売の「谷川史子 告白物語おおむね全部 30th anniversary」ですが、
これも面白かったです。
谷川史子さんの単行本後書き漫画を集めた単行本なんですけど、
後書き漫画だけで一冊の単行本になるとかどんだけスゴイんだ。(笑
ちゃんと青年誌で連載していた「清々と」の告白物語も収録されていたのが嬉しかったです。
しかし… 谷川史子さんって…
結構なズボラな方なんですね…(笑
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