■[漫画]安全な一人の犠牲か、危険な全員の生還か「KISS×DEATH」5巻
KISS×DEATH5巻
出版社:集英社
作者名:叶恭弘
Kindle版:KISS×DEATH (5)
Kindle版まとめ買い:KISS×DEATH
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囚人たちに捕まり女子校に監禁された戸津慎五(女性恐怖症)。
Zと再会するために女子校脱出ミッションを一人で行わないといけないけれど、
どこに行っても女性ばかりで、はたして無事に抜け出すことが出来るのか…!?
この漫画の素晴らしいところは麗しい女体が出る物語の必然性が高いことです。
4巻では女性恐怖症の戸津くんが抜け出さないように女子更衣室の奥で監禁したし、
今回は敵に女性恐怖症という弱点を知られたため、
弱点を克服するために駒方に脱いで貰うという必然性が生まれたのです!
とても色気のない合理的な理論なんだけど、
そこに駒方の恥じらいが加わると最高に魅力が増すのが素晴らしいのです!
戸津くんも自分の情けなさに涙していたりと、
ただのでくの坊ではなく、一人の男として存在しているのも良いですよね。
ついでに言うと敵方がバトルの最中なのに露出度が高くなるのも、
これで必然性が高まるというのも凄いと思います。
囚人たちとの緊迫した駆け引きの最中や、シリアスな雰囲気の中でも、
囚人たちが憑いた露央沙たちは肌を露出している訳ですよ。
緊迫した中でも見栄えは素晴らしいとか最高だな!
あ、それと今回時流と合っているなぁ、と思ったのは、
Zに対する罠として莉亜の生物兵器が使われていた中に、
アリを使ったことでしょうか。
現実でヒアリが上陸しそうで問題になっている中で、
アリを生物兵器として使うとか、ある意味時代に沿っているな、と思いました。
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