■[漫画]褐色爆乳美女との新婚生活「理想のヒモ生活」1巻
理想のヒモ生活1巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:渡辺恒彦
原作者サイト:渡辺 恒彦
作者名:日月ネコ
作者twitter:日月ネコ ひのつきねこ (@Hinotsuki_Neko) on Twitter
Kindle版:理想のヒモ生活 (1)
DMM電子書籍:理想のヒモ生活 (1)
残業代は出るけど仕事量が多いブラック企業に勤める山井善治郎。
久しぶりの休日にのんびりしていたら唐突に異世界に召喚!
そこで待っていたのは褐色巨乳美女の女王から婿に来てくれというお誘いで…
ヒーロー文庫で大人気の「理想のヒモ生活」のコミカライズが開始!
ここ一、二年では一気にヒーロー文庫作品のメディアミックスが始まってますが、
名作ぞろいのヒーロー文庫の中でも一番のお気に入りである「理想のヒモ生活」がついに…!
しかも作画担当はエロ漫画家の日月ネコさんなので、
ちょっぴりアダルトな要素もある本作にはとても合っていると思います。
コミカライズの妙味の一つに、原作から感じ取る解釈の違いがあると思います。
あるセリフを言っている時のキャラクターの表情とか、
地の文で描写されないことが多いですからね。
そこは読者が想像で補完するものなんですが、コミカライズされるとそれが確定するのです。
シュレディンガーの猫じゃないけど、観測することで確定してしまうのですよね。
で、何が言いたいかというと善治郎と交渉している際の女王アウラの表情です。
私は原作を読んでいた時に感じたのはもっと事務的で冷徹な表情だったんですが、
このコミカライズではあっけらかんと笑ってるんですよね。
はじめは違和感があったんですが、よく考えるとこれはこれで有りだな、と感じました。
だって、アウラは善治郎をできれば婿に迎えたい立場ですもんね。
そりゃある程度は意図的に愛想よく振る舞うよなぁ、と。
でも、善治郎に勢い良くプロポーズされた時のアウラの表情は素だったと思う。(笑
小説がメディアミックスされるとこういった楽しみがあるのが良いですよね。
まぁ、コミカライズされた中にはファンとして許容できない表情にしてしまうモノとかありますが、
そんなのは極一部の例外ですから。
また、このコミカライズは異世界内政チート要素は控えめに、
物語としての面白さを前面に出していこうとしているみたいですね。
ビー玉とか数字とか、そういった異世界モノとしての面白さも私は好きなので、
そういった意味ではちょっと残念ですけど、
色々やってると散漫になるでしょうし、この取捨選択は有りかなぁ、とも思います。
何にしても好きな作品のコミカライズが好スタートを切ってくれたのは嬉しい限りですので、
2巻以降も頑張って欲しいです。
私もアウラの表情が最初から柔らかいことに、アレ?って思いました。
どーしても、原作の雌ライオンって印象とは違いますよね。
でも、初夜でアウラが一人になったときの態度はこちらのほうがしっくりきました。
原作、コミックどちらも魅力的なので、このまま続いて欲しい。
コメント by マサフミ — 2017/7/27 木曜日 @ 20:02:48
原作読んでると最初はちょっと違和感ありますが、これはこれでアリだなって思ってきますよね。
原作とコミックはこのままちゃんと続いて欲しいものですね。
できればweb版も…
コメント by フラン — 2017/7/30 日曜日 @ 0:03:25